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517件のひとこと日記があります。

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2012/01/14 21:14

タイキシャトル産駒がシンガポールで圧巻デビュー 別競走でサクラシーキング産駒3着

1月13日にクランジ競馬場で行われた未勝利戦(2?3歳、芝1200m、12頭立て)で1番人気のShuttle Man(せん3)が中団追走からほぼ馬なりで直線半ばで先頭に立つとあとは突き放す一方。一度もムチを使われた形跡のないまま7・1/2馬身差で圧勝し、デビュー戦を白星で飾った。この未勝利戦は賞金規模が普通より高く、出走経験かつ入着経験のある馬が多数。しかも、斤量4kg差を設けられているとはいえ、もう1頭の日本生産馬Step to Fame(netkeibaでは現在「タヒチアンメモリの2009」、着順は8着)以外はすべて半年前後先に生まれた南半球生まれ。それらを相手にモノが違うといった勝ち方をしたわけで、これは要注目かも。

Shuttle Manは父がタイキシャトル、母が新潟大賞典勝ち馬で韓国で種牡馬をしていたタヤスメドウの全妹サンデーキッスという血統(奇しくも兄妹ともに昨年死亡している)。netkeibaでは現在「サンデーキッスの2009」となっているのがこの馬だ。母系は社台ゆかりのファンシミン系で、高松宮記念勝ち馬アドマイヤマックスなど、いくつもの重賞勝ち馬がいる。1歳時のセールで525万円で購入され、2歳になってシンガポールへ輸出されたようだ。馬主の大谷正嗣氏はシンガポールG1のシンガポールゴールドカップを3勝したEl Doradoの実質上のオーナー(名義はBIG VALLEY STABLE。Big→大、Valley→谷…分かりやすい)として知られている。

日本で40年近く活躍馬を出し続けてきた母系から大物出現となれば、シンガポールのバイヤーの目が日本に向くだろうし、日本の馬産にとってもうれしいニュースだね。さすがに気が早いが、せん馬で産駒を残せないのが残念。

なお、この日同じ競馬場で行われた一般戦(芝1400m、12頭立て)では、サクラシーキング産駒のSuper Knight(せん6)が先行勢の2番手を追走し、直線で後続につかまったものの5馬身差の3着。別の一般戦(4歳、芝1200m、12頭立て)ではオーストラリア生産のサンデーサイレンス直仔Keep the Faithの産駒Hearts Saga(せん4)が2着になっている。

Super Knightの父 サクラシーキングは父が名種牡馬Seeking the Gold、母が米G2勝ち馬という血統。半弟に米G1スーパーダービー勝ち馬Ecton Parkと武蔵野Sなどをダート重賞3勝のピットファイター、半妹に牝馬重賞3勝でNHKマイルC2着のあるデアリングハートがいる。現在は韓国にいて、2011年の韓国種牡馬ランク23位と、日本ゆかりの種牡馬では8位のビワシンセイキに次ぐ成績。900万下条件を勝った程度の競走成績にしてはかなり健闘している。Super Knightはニュージーランドで種牡馬をしていた時期の産駒だね。

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  • 一番いい配当を頼むさん

    日本である程度続いた牝系出身ってのがいいですね。スプリンターズS参戦で里帰りを果たすくらい、大きく羽ばたいてほしいものです。

    2012/01/15 12:47 ブロック

  • ホットスタッフさん

    じわじわと日本血統が世界に広がってますね。ファンシミン系なら堅実な活躍が期待できそうですね。

    2012/01/14 21:20 ブロック

  • ホットスタッフさんがいいね!と言っています。

    2012/01/14 21:19 ブロック