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2012/01/15 12:48
ミスプロ直仔の名種牡馬ゴーンウェストに100頭目のステークスウィナー
1月13日にドバイのメイダン競馬場で行われたジェベルアリSでTreble Jig(牡5)が勝利し、名種牡馬Gone Westに100頭目のステークスウィナーが誕生した。Gone Westは2009年9月に25歳で死亡し、その時点では98頭のステークスウィナーがいた。これまで1281頭の産駒が出走し、勝ち馬は676頭で勝ち上がり率は約53%。8400万ドル以上の賞金を収得した。ラストクロップは現在2歳。
Gone Westは現役時にG2を2勝。1988年に種牡馬入りすると数々の活躍馬を送り出し、初年度4万ドルの種付け料は最も高い時で15万ドルにまで上昇した。自身は8?9ハロンを得意としたが、BCスプリント優勝馬SpeightstownからベルモントS優勝馬Commendableまでと、産駒の適距離は幅広かった。その他BCはマイル優勝のDa Hoss、ターフ同着優勝のJoharを出している。ヨーロッパでも2歳王者で英2000ギニー優勝のZafonic、無敗の凱旋門賞馬Zarkavaの父 Zamindarなど、数々の活躍馬を輩出した。日本に輸入された産駒には京都4歳特別を勝ったザフォリアなど、3頭の重賞勝ち馬がいる。
後継種牡馬は前述のSpeightstown、Zafonic、Zamindarのほか、Mr. Greeley、Elusive Qualityなど。特に北米リーディングを獲得したElusive Qualityの活躍がめざましく、アメリカ二冠+ベルモントS2着のSmarty Jonesなど数々の活躍馬を出している。