グレートサクセス産駒がマレーシア一般戦で2着　別競走ではシンコウキング産駒が2着

1月14日にセランゴール競馬場で行われた一般戦(芝1800m、12頭立て)でConundrum(せん9)が1/2馬身差の2着に入った。通算成績72戦6勝。

Conundrumは父がグレートサクセス、母がアイビリーブユーという血統。グレートサクセスは半兄にヘクタープロテクター、シャンハイという名競走馬かつ日本輸入種牡馬が、半姉にチャンピオンSなどを勝ったBosra Shamがいる超良血の外国産馬。準オープン止まりだったが、格上挑戦の重賞で5着が3回あり、相手なりに走るタイプだったっぽい。グランド牧場所有で、引退後種牡馬入りするとグランド牧場の牝馬に多くつけられたが、JRAでは初年度産駒が新馬戦であげた1勝のみ、最も稼いだ馬で917万円と結果を残せず、2008年に用途変更となった。Conundrumの牝系には、祖母の伯父にG3を3勝した日本輸入種牡馬イブンベイ、5代母の孫に欧州年度代表馬に2度輝いた名牝ウィジャボードがいる。

Conundrumはグレートサクセスの2年目産駒(netkeibaでは｢アイビリーブユーの2003｣)で、2005年にシンガポールへ輸出されたようだ。最下級競走での連対でニュースバリューは低いけど、日本では産駒がもうほとんど残っていない種牡馬の産駒がまだ走っている、というだけでも十分頑張ってる。これからも走れる限り走っていてほしい。

また、別の一般戦(芝1400m、14頭立て)では、ニュージーランドで種牡馬生活を送るシンコウキングの産駒Flash Step(せん5)が勝ち馬から1馬身差の2着だった。