モンジューの死から3日後、クールモアの繋養種牡馬グランドスラムが急死

モンジューの死のショックが収まらないクールモアグループで、今度はSrand Slamが4月1日、アメリカのクールモア拠点・アシュフォードスタッドで心不全のため17歳で死亡した。

Grand SlamはGone West産駒。現役時は15戦4勝。2歳G1を2勝し、3歳時はG2を勝ったのみだったが、BCスプリント2着、ハスケル招待H3着などの成績を残している。引退後はアシュフォードスタッドで種牡馬入りし、初年度種付け料は30000ドル。初年度産駒からブリーダーズカップ・スプリント勝ち馬のCajun Beatなどを送り出した。このほかにキングズビショップS勝ち馬Visionaire、南アフリカG1馬2頭など、62頭のステークスウィナーを輩出し、獲得賞金は6400万ドル以上。種付け料は2005年に85000ドルまで上昇した。

日本での代表産駒はジャパンダートダービー勝ち馬カフェオリンポス。母の父としては朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬ゴスホークケンを出している。