517件のひとこと日記があります。
2012/04/04 12:40
フォンテーヌブロー賞登録の有力馬の多くがダビルシムとの対決を回避し、ジェベル賞へ
4月5日にフランスのメゾン=ラフィット競馬場でG3のジェベル賞が行われます。ダビルシムが出走予定のG3フォンテーヌブロー賞よりちょっと早いステップレースで距離は1400m。
で、フォンテーヌブロー賞に登録していたライバルで、こちらに出走するのが以下の4頭。ここを使うとフォンテーヌブロー賞はほぼ連闘になるので、常識的には出ないでしょう。仮に出たとしても本番では用無し。
■ジェベル賞出走馬でフォンテーヌブロー賞にも登録していた馬
・Abtaal ※3戦2勝、距離1600mの仏G3を1勝
・French Fifteen ※7戦5勝。距離1600mの仏G1クリテリウムアンテルナシオナル勝ち馬
・Hermival ※1戦1勝
・Lord Sinclair ※2戦2勝、準重賞勝ち馬
この4頭はすべてフランス調教馬。国内の有力馬の多くがジェベル賞に回ったわけです。強敵の1頭、French Fifteenも含まれます。前回の主な登録馬から上記を抜くと以下のとおり。
■フォンテーヌブロー賞 主な登録馬
・Power ※6戦4勝。愛G1ナショナルS勝ち馬。愛G1フィーニクスSと英G1デューハーストSで2着。
・Clusade ※5戦2勝。英G1ミドルパークS勝ち馬。
・Sofast ※4戦2勝、仏G3を1勝、仏G1ジャンリュックラガルデール賞2着。
・Dragon Pulse ※4戦2勝、愛G2勝ち馬、愛G1ナショナルS2着。
・Reply ※6戦2勝。英G1ミドルパークスS3着。
国内の有力ライバルはSofastのみですが、ダビルシムと直接対決した馬では一番の強敵で、逆転を狙っているでしょう。あとはクールモア勢がどれだけ参戦してくるか。いずれにせよ、国内勢が手薄になった以上、フォンテーヌブロー賞はしっかりと勝って本番に臨んでほしいですね。英愛の強豪との比較も、もし対決が実現すれば興味深い。