仏G3ジェベル賞はFrench Fifteenが勝利し、英2000ギニーへ

4月5日にフランスのメゾン=ラフィット競馬場で行われた仏G3ジェベル賞(3歳牡せん、芝直線1400m、10頭立て)は昨年の仏2歳G1勝ち馬French Fifteenがクビ差ながら早め抜け出しで余力十分の勝利。

レース後の調教師コメントでは、仏2000ギニーは周回コースで最大18頭の多頭数になり、よくない枠を引いた場合はとても難しいレースになるため、直線コースの英2000ギニーを目指すとのこと。なお、この勝利により、英2000ギニーの前売りオッズは21倍から11倍に下がり、本命とされるCamelotの対抗とみなされたようです。

ジェベル賞は英2000ギニーの約1カ月前であること、本番と同じ直線コースであることから、フランス調教馬が英2000ギニーを目指す際の試金石とされるレースです。2010年の2000ギニー馬Makfiもこのローテで制覇していますね。

Dabirsimのライバルが1頭減ったことになりますが、これでもしもあっちが英2000ギニーを勝ったらちょっと複雑かな。Dabirsimもデットーリが勝てると言っていた経緯がありますので。