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2012/05/03 12:33
スキップアウェイの父スキップトライアルが老衰で死亡
1998年のエクリプス賞年度代表馬で殿堂馬のスキップアウェイ(Skip Away)の父スキップトライアル(Skip Trial)が5月1日、繋養先のブライドルウッドファームで老衰のため安楽死処分された。30歳。牧場の墓地に埋葬される。
スキップトライアルは1歳時に25000ドルの安値で落札されたが、現役時代はハスケル招待Hで同期のケンタッキーダービー馬スペンドアバック(Spend a Buck)を破り、ガルフストリームパークHを連覇するなど、G1の3勝を含む重賞9勝を挙げた。
1988年に種牡馬入り。22世代の産駒から26頭のステークスウィナーを出し、産駒の総収得賞金は3456万6723ドル。出走頭数の平均値85774ドルは種牡馬の上位2%に入る数値だった。2010年に種牡馬を引退。2009年生まれの産駒が5頭、2010年生まれの産駒1頭が競走馬登録されている。
……ていうか、まだ生きてたのかあ。息子のほうが先に死んじゃってたのね。安定して産駒が勝つタイプではないのはアメリカの競走結果を見た感じでまあわかる。今はほとんど勝ち馬いないんじゃないかな。種付け頭数自体少ないってのもあるんだろうけど。ちなみにスキップアウェイだけで産駒の総収得賞金の3割近くを稼いでいる。
ベールジャンパー→スキップトライアル→スキップアウェイと、一子相伝のように続いてきたラインもスキップアウェイが種牡馬として失敗して、存続に赤信号。ただ、スキップアウェイ産駒のG2勝ち牡馬が現役にいるんで、これが種牡馬入りすればとりあえずつながることになるのかな。いや、今でも後継種牡馬が3頭ほど登録されてるけど、3頭合わせて現役時2勝しかしてないんで、こいつらアテにできないからさ。