ダビルシムの調教師がレース前に語るなど、5月11日に気になったニュース

■ダビルシムの調教師｢最内枠？　外枠引くより全然いいよ｣　大外引いた馬の調教師｢ですよねー｣
http://www1.skysports.com/horse-racing/news/12426/7749083/?utm_source=SkySports&utm_medium=twitter&utm_term=Horseracing&utm_content=Betting

クリストフ・フェルラン師「馬も我々もここまで順調に来ている。前走のスミヨンのとった作戦(早めに先頭に立つ)は事前に我々が要求していたものだから想定の範囲内。馬の体調はレース後にさらに良くなっている。スミヨンも前走でダビルシムについていろいろ学んだと思うし、やってくれると思うよ。最内枠を引いたのは運がいいと思っている。真ん中くらいの枠がベストだっただろうが、大外枠よりはよっぽどいい。隣にペースメーカーもいるしね。当日の作戦もスミヨンとともに立てているし、万全の態勢だ。G1を勝ってくれたら初戦の2着のことなんてどうでもよくなるよ」

(大外12番枠を引いたグレゴリアンを管理する)ジョン・ゴスデン師「ロンシャンはとてもいい競馬場だ。だがマイル戦のスタート位置、オメーは駄目だ。8頭立てくらいなら大外でもいいが、2ケタ頭数で大外はもう最悪」

たぶんだけど、府中の2000mと同じような理由で大外はダメなんだと思う。


■コックスプレート連覇など豪G1競走9勝のノーザリー(Northerly)が死亡
http://www.heraldsun.com.au/sport/superracing/dual-cox-plate-winner-northerly-put-down-after-colic-attack/story-fn67siys-1226351780245

15歳。死因は疝痛からの合併症。通算成績は37戦19勝で獲得賞金は900万豪ドル以上。2002-2003年シーズン年度代表馬。ラフィアン(Ruffian)などと同じように、ネイティブアメリカンが軍用馬に行った埋葬の儀礼にしたがって埋葬されるみたい。

前日には豪G1競走6勝、現在G1格の競走を5勝し、1990年のオーストラリアンカップでは第10回ジャパンカップ勝ち馬でG1競走9勝のベタールースンアップと｢世紀の名勝負｣を繰り広げたボローグ(Vo Rogue)が28歳で死んでいて、オーストラリアの偉大な競走馬が続けて世を去った。ちなみに両馬ともせん馬であるため、後継種牡馬はいない。


■今年のダービーウィークの利益は過去最高
http://www.thoroughbredtimes.com/national-news/2012/05/09/churchill-reports-record-revenues-in-derby-week.aspx

ダービーウィーク8日間の利益は昨年比で450万ドル〜550万ドルのアップ。ケンタッキーオークス当日の売上は3990万ドル、ケンタッキーダービー当日の売上は1億3310万ドルで、いずれも過去最高。オンラインからの収益も38％アップ。

競馬が競馬ファンだけのものであるか、競馬ファンの枠を超えた祭典として認知されているかの違いだろう。日本競馬の落ち込みはレジャーの多様化とか言われてるけど、アメリカの伸びをみていると理由にならないのは確かなようだ。日本もオグリキャップの頃は競馬を祭典にするチャンスがあったかもだけど、一過性のものに終わってしまったね。


■ケンタッキーダービー3着のデュラハンもプリークネスステークス回避、ベルモント直行
http://www.desmoinesregister.com/article/20120511/SPORTS/120510033/1039/LIFE/?odyssey=nav|head

厩舎側はプリークネス出走に意欲的だったけど、馬主側が血統的にベルモントステークス向きとみて万全の状態で出走させたい意向で回避。調教師はかなりご不満の様子。馬主のレーシングマネージャーは馬主と調教師の板挟みって感じ。


■丸田恭介騎手、一般女性と入籍
http://www.daily.co.jp/horse/2012/05/11/0005043135.shtml

女に押し切られたっぽい印象。それもまたよし。