タイキシャトル産駒の星G1へのわずかな希望がある、5月16日に気になったニュース

■セクレタリアト生誕の地が競売に
http://www.thoroughbredtimes.com/national-news/2012/04/13/secretariats-birthplace-to-be-auctioned.aspx

アメリカ三冠馬で最強馬の1頭に数えられるセクレタリアト(Secretariat)が1970年の3月30日に生まれた地であるメドウファームは2003年に530万ドルで売却されていたが、売却先が破産したために土地や建物や権利関係もろもろセットで5月22日に競売にかけられるそうな。ちなみにセクレタリアト生誕の記念碑みたいなのがあるっぽい。


■2009年の英ダービー3着のマスターオブザホースが種牡馬入り
http://bloodstock.racingpost.com/news/bloodstock/masterofthehorse-sadlers-wells-shouk-derby-third-master-retired-to-annshoon-stud/1034288/

シーザスターズが勝ったレースの3着馬で姉がオークス三冠のAlexandrovaとチェバリーパークS勝ち馬Magical Romance。どっかで聞いたことあるな、と思ったら

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=17288&type=1

Magical Romanceが当時の為替レートで10億円以上で落札されてるんだよね。牝馬は概して安いけど、門外不出クラスの超良血とかだとびっくりするような値段がつくね。そして当時と今のギニー≒ポンドのレートの違いにも。2009年の前と後じゃほんと違うよなあ。


■シンガポールのタイキシャトル産駒シャトルマンが星G1シンガポールギニーに出走予定
http://www.turfclub.com.sg/Racing/Pages/ViewRaceCard/1632/7

シャトルマン(Shuttle Man＝サンデーキッスの2009)の4戦目で初の敗戦(5着)から中1週足らず。出ないかと思ったけど、クラブの共同出資馬、一生に一度の事実上のクラシック、北半球生まれは4kg減、前々走で倒した相手が前走G2で4着なので賞金を稼いでくれる可能性は十分ある、などの思惑がからんでいそう。最大の敵は9戦無敗で三冠達成目前の、シンガポール次世代のスター候補Super Easy。シャトルマンの主戦だったモレイラ騎手が騎乗している。ただ、走りっぷりを見ると本質的にはスプリンターっぽい印象で、1600mなら他馬にもつけいる隙がありそう。