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2012/06/14 12:23
ハウグレートは土曜のG3で1番人気 ライバルはレコード勝ちで世代最強宣言
ハットトリック産駒のハウグレート(Howe Great)は13日にインディアナダウンズ競馬場で行われた準重賞オリヴァーステークス(3歳、芝8ハロン)を回避し、16日にベルモント競馬場で行われるG3ヒルプリンスステークス(3歳、芝8ハロン)に出走予定です。14頭がエントリーして、ハウグレートはやや外目の9番枠。予想オッズは4倍で1番人気です。若手の上位で来日経験のあるA.ガルシア騎手との初コンビ。
相手関係はG3勝ち馬が数頭、バーバロ(Barbaro)の全弟という良血馬がいたりとまずまず。ただ、ハウグレートもそうですが、クラシック挑戦で失敗して芝に戻ったり転向したりという馬が多く、勢いのある有力馬が少なめ。そのへんがオッズにも反映されているのかなと。
ところでハウグレートが回避したオリヴァーステークスですが、ほかにもシルバーマックス(Silver Max)との対決を避ける陣営が続出。6頭スクラッチで6頭立てになってます。ただ、ハウグレートが3着に敗れたG2の2着馬、G1で4着のある実績馬は回避せず、レースレベルは保たれてました。
レースはシルバーマックスが鞍上が引っ張られるほどの行きっぷりで他馬を置き去りにし、6・3/4馬身差の逃げ切り勝ち。コースレコードを0.67秒更新するというオマケ付きの圧勝でした。ラップをみてもすべて2ハロン24秒以下でラスト2ハロンが最速と優秀。この勝利でシルバーマックスがこの世代の芝戦線トップの座に就いたといっても過言ではないのでは。ヒルプリンスステークスはシルバーマックスの対抗馬探しという位置づけになりそうで、そういう意味でもハウグレートは負けられないでしょうね。