米G3ヒルプリンスステークスでハットトリック産駒ハウグレートが2着

6月16日にアメリカのベルモント競馬場で行われたG3ヒルプリンスステークス(3歳、芝8ハロン、10頭立て)で行われ、ハットトリック産駒のハウグレート(Howe Great)が2番人気で出走。道中3番手から直線じりじり伸びて残り200m足らずで先頭に立つが、外から1番人気のサマーフロント(Summer Front)に差されて1/2馬身差の2着だった。

着差こそさほど差がなかったものの、サマーフロントは内を突こうとして前が閉まって外に持ちだすロスがあり、残り100mをきってからスパートして差していることを考えると、完敗といってもいい内容。斤量はハウグレートが1.5kg近く重く、サマーフロントにマークされるポジションだったことを差し引いても、勝ち馬と互角の内容だったとは言いがたい。不利もなく、ペースも悪くない展開でのこの結果を考慮すると、当面はG3や高額賞金の準重賞が妥当か。さらなる成長を期待したい。