ハットトリック産駒ダビルシムの復帰は9月以降になる可能性が浮上

ハットトリック産駒で昨年の2歳G1を2勝したダビルシム(Dabirsim)がイギリスのスプリントG1ジュライカップを正式に回避するというニュースがイギリスの複数のメディアから流れています。以前もジュライカップは出ないといっていて、なのに昨日大手ブックメーカーのウィリアムヒルが9倍のオッズをつけていて、あれ、ひょっとしたら出るの？という感じもあったのですが、結局は予定どおり。

で、問題はそのなかでフェルラン師が「秋には戻ってくるだろう」とコメントしていること。フランスで「秋」の概念がいつかは分からないのですが、日本人としては9月以降を秋と考えるのが一般的では。となると、以前に言及していた8月に行われるモーリスドゲスト賞には出走しない可能性が高くなってきました。

9月以降で1200以上マイル未満の大きなレースというと凱旋門賞当日にあるフォレ賞くらい。9月に同じくらいの距離のG3があったと思うので、そこを叩いてフォレ賞かなあ、というイメージですね。この1戦or2戦の結果次第で来年も現役か今年で引退かが決まる気がします。