ハットトリック産駒の2歳王者ダビルシムが秋に復帰も出走レースは未定

2日ほど前の話題だけど、ダビルシム(Dabirsim)については触れないわけにはいかんので一応記載。

ハットトリック産駒で2歳G1を2勝したダビルシムを手がけるC.フェルラン調教師が同馬を秋に復帰させることを明らかにした。イギリスの複数のメディアが報じている。ダビルシムは5月の仏2000ギニーで1番人気になったものの前が詰まる不利もあって6着に敗れ、それ以来休養していた。

フェルラン師「すべてはＯＫだ。彼は休養していたが、現在復帰に向けてトレーニング中だ。彼の調教に携われてとても幸せだ。秋競馬に向けて準備を整えており、ロンシャンへ向かう可能性がある。だが、現時点でどのレースに出走するかは決まっていない。距離の選択肢としては1400〜1600メートルの間になるだろう」

ロンシャンで距離1400〜1600で行われるG1は9月のムーラン・ド・ロンシャン賞(1600m)、10月の凱旋門賞当日のフォレ賞(1400m)の2つしかない。9月中旬は間に合うか微妙で、マイルで2回負けていることを考えると、フォレ賞を狙ってくる可能性が高いのでは。相手関係を楽にして改めてマイル挑戦なら、凱旋門賞前日にG2があるのでそこという可能性もなくはないか。

ダビルシムの現状や来季への展望を調教師、馬主がどう見てるかで出走レースが決まるでしょうね。