サンデーサイレンス直仔消滅は時間の問題な、8月20日に気になったニュース

■シーザスターズ(Sea The Stars)の1歳馬がアルカナオーガストイヤリングセールでトップセールス
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/72203/sea-the-stars-colt-tops-arqana-part-1

仏G1ジャンプラ賞勝ち馬Alpine Roseの牡馬で120万ユーロ。19日のセール2日目に記録。買ったのはカタール首長の息子・ジョアーン王子で、フランケルなどを所有するアガ・カーンのフランス所属馬を預かるデュプレ調教師に預けることが決まっている。

一応今日がセール最終日だけど、いい馬は土日に出ちゃってるのでトップは確定。兄で大種牡馬のガリレオ(Galileo)産駒を差し置いてのトップだった。ただ、上場した5頭のうち一番下は16万ドルで、2番めに高いのが36万ドルと、これでも並以下の価格だと思う。アイルランドのセールスが本格化する10月あたりに本命が出るだろうからそれに期待だね。

■“最後のサンデーサイレンス産駒”アクシオン引退…くしくも父の命日
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/horse/headlines/20120820-00000021-dal-horse.html

サンデーサイレンスが死んで10年目、来るべき時がきたか、という感じ。ただ、地方ではエリザベスローズ産駒のパルジファルなど4頭が現役なので、完全に消えるのはもうちょっと先になりそう。とはいえ4頭とも9歳なので時間の問題かなあ。


■英G1インターナショナルステークス枠順確定　フランケル(Frankel)は7番枠
http://www.racingpost.com/horses2/cards/card.sd?race_id=558053&r_date=2012-08-22#raceTabs=sc_

22日に行われるインターナショナルステークスで500mの距離延長に挑むフランケルは外目の枠。今年のキングジョージ勝ち馬のナサニエル(Nathaniel)、ドバイシーマクラシックなどを勝っているシリュスデゼーグルなどが回避。骨っぽいところは2歳時はフランケル以上に騒がれたセントニコラスアビー(St. Nicholas Abbey)、昨年のこのレースの覇者で同厩のトワイスオーバー(Twice Over)だが、絶対的な強さはない。距離がこなせれば勝てる相手だが果たしてどうか？


■眼疾患の入院馬と疝痛の関係
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/72213/colic-prevalence-in-horses-hospitalized-for-ocular-disease

眼疾患の馬は長期入院になるため、疝痛にかかりやすいらしい。337頭中72頭が疝痛になり、約4割が軽症、約1割が重症。このうち9頭が手術を受け、5頭が死亡。67頭は無事退院できたとのこと。あと、老齢の馬ほど疝痛になりやすいみたい。