ハットトリック産駒の仏年度代表馬ダビルシムは仏G1フォレ賞に登録

ハットトリック産駒のダビルシム(Dabirisim)は以前に秋の1400〜1600のレースに復帰する、という陣営の表明をお伝えしたのが前回。そのとき、凱旋門賞前日のダニエル・ウィルデンシュタイン賞(G2、1600m)か当日のフォレ賞(G1、1400m)か、といった選択肢を挙げた。

で、凱旋門賞が行われるロンシャンウィークエンドの登録状況が明らかになって、ダニエル・ウィルデンシュタイン賞には登録がなく、フォレ賞一本で登録してきました。昨年劇的な勝利を飾ったジャン・リュック・ラガルデール賞と同じ距離で復活を期したいのだろうか。ちなみに復帰を明言してる秋に含まれる9月のムーラン・ド・ロンシャン賞にも登録はありませんでした。

登録している主なライバルは、無敵の怪物フランケル(Frankel)に5度挑み続けたエクセレブレーション(Excelebration)、モーリス・ド・ゲスト賞連覇でブラックキャビア(Black Caviar)にも肉薄したムーンライトクラウド(Moonlight Cloud)。この2頭が実績と勢いともにある強豪。あとは昨年英仏でG1を2勝のイモータルヴァース(Immortal Verse)、愛2000ギニー勝ち馬パワー(Power)、昨年の2歳女王メイビー(Maybe)が特に名の知れたところかな。