517件のひとこと日記があります。
2012/08/27 18:22
フサイチゼノン産駒やタイガーカフェ産駒が活躍した、8月26日の日本関係馬の成績
●フサイチゼノン産駒がアメリカ準重賞制覇
フサイチゼノン産駒Zenon's Star(せん3)がアルバカーキ競馬場で行われたドン・ファン・デ・オネートステークス(L、3歳、ダ6f、7頭)を1馬身差で勝利し、1番人気に応えた。先行争いを途中で控えて中団を進み、直線外から脚を伸ばして差しきった。これでステークス2連勝。フサイチゼノンは現在ニューメキシコ州で種牡馬生活を送っていて今年の種付け料は1000ドル。
●タイガーカフェ産駒がチェコセントレジャーで2着
8月26日にプラハ・ヴェルカーフフレ競馬場で行われたチェコセントレジャー(L、3歳、芝2800m、16頭)で、タイガーカフェ産駒のStarbuck(牡3)が勝ち馬から3馬身差の2着に入った。おそらく単勝20倍見当で人気薄だったと思われる。もう1頭のタイガーカフェ産駒Anthon(牡3)は14着。
チェコはポップロックなども種牡馬入りしてて、タイガーカフェはその先輩格。現3歳が初年度産駒になる。日本でいうマル外が中心の国なので、そこで内国産馬が2着に食い込むのは立派なこと。国際格付けで準重賞なので、内国産に斤量の優遇はないしね。
映像はチェコジョッキークラブの公式サイトで見れるんだけど、なにぶん更新が遅いので、たぶん1週間後くらいにならないと見れないかも。チェコ語もまるっきり判らないので、探すのも難しい。更新されてたらそのときまた書きますんで、気になる方はどうぞ。
●ビューティーパーラーの全兄バロッチがアメリカ一般戦2着
サラトガ競馬場で行われた一般戦(3歳以上、芝11f、7頭)でディープインパクト産駒バロッチ(牡4)が3/4馬身差の2着。単勝1.8倍の断然人気で、2番人気馬を見る形の3番手でレースを進めたが、直線伸び切れず。いつみても決め手に欠けるなあ。ただ、総賞金9万ドルと一般戦ではかなりの高賞金(たとえばフサイチゼノン産駒が勝った準重賞は5万ドル)で、準重賞くらいはいずれ勝てるのでは。
バロッチは無敗でプール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)を勝ったビューティーパーラー(Beauty Parlour)の全兄で、こちらは日本で生まれた後にビューティーパーラーを宿した母ともどもフランスへ輸出されたので日本産馬になる。
●Layman産駒がフランスG3で2着
8月26日にドーヴィル競馬場で行われたモートリー賞(G3、3歳以上、芝1200m、10頭)でLayman産駒Gammath(牡4)が3/4馬身差の2着。中団から先に抜け出した勝ち馬を追うが差を詰められず。Gammathはこれで重賞と準重賞を3戦連続で2着になっているスミヨンが乗るようになってから成績が安定してるあたりはやはりあの騎手はさすがというしかない。。Laymanはフランスで走ったサンデーサイレンス産駒で種牡馬としてもまずまずの活躍だったがスウェーデンに都落ちしてしまった。