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2012/02/15 19:20
エイシンシアトルなど日本生産or調教の種牡馬3頭の産駒がそれぞれアメリカで勝利
2月14日にビューラーパーク競馬場で行われた一般戦(3歳以上、ダート8ハロン、8頭立て)で、Sunday Break産駒の5番人気Foxy On Sunday(せん4)が、中団後方から直線で差し切って1・3/4馬身差で勝利した。通算12戦2勝。勝ったレースは賞金総額が4100ドルという最底辺のレースなので、実力は推して知るべし。
Sunday Breakはnetkeibaでの名前はキャットクイルの1999。ちなみに毎度のことだがフォーティナイナー産駒である。なお、この開催の別レースでは日本輸入種牡馬プリサイスエンドの産駒が勝利している。
同日のパークスレーシング競馬場で行われた未勝利戦(3歳牝馬、ダート6ハロン、8頭立て)では、Silent Name産駒の2番人気Keep Silent(牝3)が序盤に先手を奪い、4コーナーでスパートをかけて差を広げ、その貯金がモノを言って1・1/2馬身差で逃げ切った。7戦目での勝ち上がり。
Silent Nameはnetkeibaでの名前はダンジグアウェーの2002。3歳世代が初年度産駒。こちらの開催の別レースでも日本輸入種牡馬エンパイアメーカーの産駒が勝利している。
さらに同日のサンランドパーク競馬場の一般戦(4歳以上、ダート8ハロン70ヤード、12頭立て)で、エイシンシアトル産駒の6番人気Tristans Slew(せん7)が後方からレースを進めて中盤で先行集団にとりつき、直線でじりじり伸びてクビ差で勝利した。通算30戦5勝。約1年10カ月ぶりの勝利だった。
エイシンシアトルはSeattle Slew直仔のアメリカ産馬で、日本では未出走のまま登録抹消。5歳になってアメリカでデビューしたものの、ブービー、最下位の2戦未勝利で引退した。母の半兄が米G1など重賞5勝で同じく父Seattle SlewのTsunami Slew、その他伯父と従兄に重賞勝ち馬がいる良血の部類であるとこからか、現地で種牡馬入りしている。2007年に死亡しており、Foxy On Sundayらの現4歳世代がラストクロップとなる。