シンガポールのエアジハード産駒が星G3を逃げ切りＶ

9月16日にシンガポールのクランジ競馬場で行われたコミッティーズプライズ(国内G3、3歳以上、芝1600m、14頭)に、エアジハード産駒のキープアウェイ/Keep Away(せん7)が単勝12.6倍の5番人気で出走。スタートはあまりよくなかったが、最内枠を利して先手を奪うと快調に逃げ、直線に入ると単独先頭に。後続が伸びあぐねるなか逃げ足は衰えず、約1･1/4馬身差で逃げ切った。

キープアウェイは父エアジハード、母ローレルアリスで、netkeibaでの名前は「ローレルアリスの2005」。通算成績は59戦12勝で、昨年5月以来の勝利が重賞初制覇となった。オープン戦では3勝しているものの、重賞はG3の3着が最高だった。管理調教師はシンガポールの日本人調教師・高岡秀行。

最近は逃げ粘って入着が多かったけど、オープンや準オープンクラスのことで、勝つまではなかなか予想できなかった。ハンデが最軽量の50kgであったこと、枠順が最内だったことなど、すべてが恵まれたと思う。

レース映像。一番手前の馬がキープアウェイ。
http://videos.turfclub.com.sg/Races/2012/20120916SR10.mp4