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2012/10/15 17:32
スウェーデンの高額賞金シリーズ総ナメなど、週末(10/14)の日本関係馬の成績
■10月14日 韓国 ソウル競馬場
・イングランディーレ産駒ジグミスガン/JIGEUM I SUNGAN(牡3)が
農林省長官杯(国内G2、内国産3歳、ダ2000m、14頭)で1着
ジグミスガンは今年のコリアンダービー馬で単勝2.9倍の1番人気。中団から向こう正面付近で徐々に進出し、先行集団にとりつくと直線でよく伸びて4馬身差で快勝した。通算14戦6勝。重賞はコリアンダービー以来の2勝目。1700m以上は5戦4勝2着1回、それ以下は9戦1勝2着4回と、距離伸びていいタイプで、韓国版有馬記念の大統領杯(距離2300m)ではビワシンセイキ産駒のダンデブルペと争うことになりそう。
イングランディーレは現3歳が初年度産駒で、初年度からコリアンダービー馬を出した。現在種牡馬リーディングで7位につけている。日本の種牡馬で次に好成績なのは大統領杯連覇のダンデブルペがいるビワシンセイキで13位。以下はサクラシーキング19位、メイセイオペラ34位、ニホンピロニール41位と、ここまでが上位50位圏内。
■10月14日 スウェーデン テビー競馬場
・エイシンダンカーク産駒イーデセンセーション/Ede Sensation(牝4)が
マッチメーカーステークス(L、3歳以上牝馬、芝1600m、7頭)で3着
イーデセンセーションは単勝7.2倍の2番人気。逃げる1番人気の直後2、3番手につけたが、直線で突き放され、追い込み馬にもつかまって3着に終わった。通算16戦5勝。スウェーデンの準重賞を2勝している。
・エイシンダンカーク産駒クワイトアミッション/Quite a Mission(牡2)が
ブリーダーズトロフィージュヴェナイル(2歳、ダ1350m、13頭)で1着
クワイトアミッションは単勝1.82倍で断然の1番人気。最内から先手をとると直線で他馬を突き放し、2着に4馬身相当の0.8秒差をつけて圧勝した。3着はさらにプラス0.9秒離している。
エイシンダンカーク産駒はこれでブリーダーズトロフィー4競走(後述のジミーマックがクラシックとマイル、前述のイーデセンセーションがステイヤー)を制している。ググった限りではほかにカテゴリーが見つからないので、ひょっとしたら同一種牡馬の産駒によるシリーズ完全制覇かも。ブリーダーズトロフィーはスカンジナビア産馬限定戦っぽいので重賞ではないが、賞金は国内でも最上位に入るほどの高額をほこる。
・エイシンダンカーク産駒ジミーマック/Jimmy Mack(牡3)が
スヴェンスクトセントレジャー(3歳、芝2800m、12頭)で3位入線4着降着
中団追走から4コーナーで外から先頭に並びかけるがそこで止まってしまい3位入線。リザルトでは4着で、3着よりタイムは早いので、理由は不明だが降着になったと思われる。通算11戦5勝。こちらも準重賞2勝。エイシンダンカーク産駒はほかにもう1頭走っていて、そちらは10着に終わっている。