517件のひとこと日記があります。
2012/03/01 19:27
【本日のマイナー血統】ギャラントマン系最後の大物の後継種牡馬の産駒が米で勝利
2月29日にポートランドメドウズ競馬場で行われた一般戦(3歳牡せん、ダート6ハロン、8頭立て)で、Daddy's Demon(せん3)が4番手追走から2位に入線し、1位入線馬がよれて他馬をはさむ不利を与えて降着となったため1着となった。通算5戦2勝。
http://www.equineline.com/Free-5X-Pedigree.cfm?page_state=ORDER_AND_CONFIRM&reference_number=8591872
勝ち馬は5代父にベルモントSなどを勝ったGallant Manを持つ血統。Gallant ManはBold Ruler、Round Tableと並んで約半世紀前のアメリカをわかせた名馬。ただ、種牡馬としては3頭のなかでは一番劣る産駒成績で、現ヴォスヴァーS勝ち馬Gallant Romeo→プリークネスS勝ち馬Elocutionist→アーカンソーダービー勝ち馬Demons Begoneを軸に、細々と血をつないできた。
Gallant Man系最後の活躍馬とも言われるDemons Begoneは種牡馬としては数頭の重賞勝ち馬を出す程度で、現在後継となっているのは勝ち馬の父のDemon Warlockと米G3勝ち馬Shoal Creekだけ。Shoal Creekはすでに22歳なので、12歳のDemon Warlockが事実上最後の後継といえるだろう。そのDemon Warlockは現役時ステークス3勝。現在はワシントン州で種付け料1500ドルで種牡馬生活を送っている。
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ホットさん
おぉ、そういえばマキバスナイパーが。ペキンリュウエンですね! う?なんかこういう血統、しぶとく繋いでいってほしいです。
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ウエスタンウインドはシンウインド→サマーウインドがあるので記憶に新しいですね。Demons Begoneは父系の末期にG1をとったという意味では帝王賞のマキバスナイパーと共通しているかも。マキバスナイパーのほうはほとんど種牡馬活動できませんでしたけど。
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shingoさんがいいね!と言っています。
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ホットさん
このサイト、ギャラントダンサーがいないんですね…
気を取り直して、Gallant Manの系統は母系に見掛けますね。でもDemons Begoneは存じませんでした。日本だと、ウエスタンウインド、レシテイションあたりでしょうか。