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2012/03/04 01:22
オペラオーが勝った毎日杯で1番人気のバイオマスター産駒がマレーシアで初の芝勝利か
3月3日にペラク競馬場で行われた未勝利戦(2?3歳、芝直線1100m、10頭立て)にバイオマスター産駒Lady Diamond(牝3)が出走。スタートで出遅れたがすぐに中団後方につけ、ラスト300mで伸びて1/2馬身差でデビュー戦を飾った。
http://www.youtube.com/watch?v=afuK1SncMto&feature=plcp&context=C33ad729UDOEgsToPDskJTVLZ3gmpxSoG0p0PkLbPv
レース映像は直線なのに右に左にスラロームする馬が続出など、なかなかにツッコミどころが多く、マレーシアはまだまだレベルが高くないことをうかがわせます。
バイオマスターはDanzig系のアメリカ産馬。馬主が田中勝春騎手の父で、息子を主戦騎手に重賞で3回の入着と活躍。ただし、そのうちのアーリントンカップでは1位入線も進路妨害で2着降着になっている。次走の毎日杯では1番人気も9着と惨敗。勝って重賞初制覇のテイエムオペラオーはここを足がかりに皐月賞制覇、やがては絶対王者の道を歩み、一方のバイオマスターは順調に使えず重賞勝ちはなしと、以後の現役生活は対照的になった。引退後は良血が見込まれて2003年から種牡馬となるが、これまで40頭ほど走った産駒にこれといった活躍馬はいない。
Lady Diamondのnetkeibaでの名前はグッジョブの2009で、2009年生まれのバイオマスター産駒はこの1頭だけ。さらにバイオマスターは日本では芝のレースを勝った産駒がいないので、ほかに日本以外で勝っていなければ、これが産駒の芝初勝利になるかも。