母の父シンコウキングのシーズシンセーショナルが長距離G1制覇　他日本関係馬5頭

ニュージーランドとフランスでの日本ゆかりの競走馬5頭の成績は以下のとおり。

■ニュージーランド・エラズリー競馬場
・母の父がシンコウキングのShez Sinsational(牝5)が新G1オークランドC(3歳以上、芝3200m、18頭立て)で1着
・ジャングルポケット産駒The Jungle Boy(せん7)が同レースで9着
・ゼンノロブロイ産駒Zarazen(せん4)が未勝利戦(芝1600m、11頭立て)で1着同着
・ジャングルポケット産駒Miko(せん5)が条件戦(芝1200m、12頭立て)で2着

■フランス・フォンテーヌブロー競馬場
・アグネスカミカゼ産駒Ferrox Samurai(せん5)が一般戦(芝2000m、18頭立て)で4着

■フランス・マルセイユ・ヴィヴォー競馬場
・アグネスカミカゼ産駒Higher Ground(牝5)が一般戦(AW2600m、13頭立て)で1着


Shez Sinsationalは道中先行馬を見る中団に位置し、2周目の3コーナー付近では持ち出す場所が見つからずやや後ろに下げるが、4コーナーで外に持ち出すと直線大外からスパート。抜群の末脚で伸び、先に抜けだした2着馬をゴール前でとらえて勝利した。着差はクビ差だが完勝といっていい勝ち方だった。レース前に鐙が壊れるアクシデントがあったが影響はなかったようだ。

陣営は以前からここを試金石としてメルボルンカップを最大目標にすると表明していたので、おそらく今日の勝ちでオーストラリア遠征は現実味を帯びてきたといえそう。このあとは5月のシンガポールカップにエントリーしているものの、休養後にメルボルンカップを目指すローテを組む模様。