オーストラリア生まれのハットトリック産駒がシンガポールでデビューするようです

シンガポール・クランジ競馬場で3月18日に、オーストラリア生まれのハットトリック産駒Akubra(せん2)がいきなり準重賞イングリスシドニージュヴェナイルS(2歳限定、AW1100m)でデビュー予定です。期待のタイキシャトル産駒Shuttle Manのいるバーリッジ厩舎所属。オセアニアは8月が新年だから、日本でいうところの2歳7月くらいなので、けっこう仕上がり早いのかな。ハットトリックは初年度にオーストラリアへシャトルされてるけど、血統登録された産駒は二桁いくかどうかと少ないのでけっこうレア。

頭数は5頭立てで、まず間違いなくMaster Kingってのが勝ちます。2歳馬はAW1000mの実戦形式の調教でだいたい1分3秒台で走るのが多いなかで、上位クラスの古馬と互角に走って1分00秒台を叩き出してるので。途中まで着いてきてた同期の馬が直線みるみる突き放されてくのを見て、ああこりゃモノがちがうな、と。トップジョッキーのモレイラ騎手が乗るし、死角が見当たらない。Akubraは1分3秒台で走ってたのでいいとこ2着争いかな。

とはいうものの、ハットトリック産駒はフランスとアメリカでの活躍はもちろん、メキシコやロシアなど世界各国で走ってる。シンガポールでも活躍してほしいなあ。