2018 スプリンターズS 見解?

※重馬場想定
1.ラインスピリット
この馬は平坦コースかつ開幕週or良馬場で狙うべき馬だと思う。G?,G?ではそこそこやれているがG?では大惨敗で、前走森一馬が、良馬場でこその馬というニュアンスのコメントを出していることからも軽視。

2.ヒルノデイバロー
スワンSでサングレーザーと僅差の2着という実績があるが、この馬が好走した時は出遅れても位置を取りに行けた時。スタート自体上手くないので、G?の激流の中では出遅れて前に取り付けず、後方で揉まれて力を発揮出来ないと思う。

3.ワンスインナムーン
このレースの展開を握る馬。前走内容、そして昨年のこのレースからも逃げる競馬をしてくるはず。しかし前に行きたい馬の中では最内に入ったので、他に逃げたい馬にとっては、この馬の出方を見る形になる。今年は昨年程簡単に逃げさせてくれるとは思えない。怖い馬ですが今年は買いたくない。

4.スノードラゴン
この歳になっても怪我無く一生懸命走り、好走してくるのには頭が下がる。だが、この馬に向く馬場になりそうとはいえ、10歳馬をG?で抑えようとは思わない…

5.アレスバローズ
ここ2戦はかなり良い内容。ただいずれの週もそもそもそもかなり時計が出る馬場だった。開催、条件こそ全く違ったが、阪神1600mレコードタイで大差勝ちをしたベステンダンクは、次走G?で惨敗。以前デムーロがこの馬は乗り難しいと言っていたのも気になる。
夏のローカルを使ってくるということは、基本的にG?では厳しいorG?に出走するためにそこで賞金を積むしかないと判断したから。個人的には前者だと思い、どう考えても春の段階でこのレースに出走する意欲があったとは考えにくい。だからこそ夏の2戦は全力で仕上げていたと思う。ラブカンプー、ダイメイプリンセスにしてもそう。悩ましい…

6.ダイメイプリンセス
夏を使い詰めの馬はこのレースで通用しないと言われるが、実際そう。12月開催から移行した2000年以降、年明けから8戦以上使われた馬で馬券に絡んだのは2002年(新潟開催)の勝ち馬ビリーヴのみ。ビリーヴはその後スプリンターズSを連覇する力のあった馬で、年明けから7戦使われた馬で絡んだのは外国馬のみ。
昨年はこの通り使い詰めだったダイアナヘイロー、ファインニードルが飛んだ。両馬とも夏に使われて来た馬で実績も残していたと考えると、今回この馬も買い辛い…

7.キャンベルジュニア
前走は初の1200mで健闘したと思う。中山巧者で中山大得意の田辺で穴人気しそう。ただこの馬は重馬場がとにかく苦手… 重馬場で負けた時も陣営がそうコメントしており、前走1200mに出走して来たのは、デムーロが空いており、夏でも涼しい札幌で調整しやすかったからだとしか… 堀厩舎だからこそ余計そう思う。
やはり中山マイルで先行してこその馬。

8.ファインニードル
内も外も見ながら進められる最高の枠に入ったと思う。昨年はスプリンターズSに出走するために、セントウルSメイチかつデムーロ継続での勝利で、本番では余力が無かった。今年は前哨戦を7,8割の仕上げで楽々差し切り勝ちと良い勝ち方だった。今年のシルクロードSから覚醒したと感じる。一瞬の伸び脚が以前より速くなり、重馬場OK。この馬を素直に本命にしようと思います。