2018 秋華賞見解?

10.オールフォーラヴ
ローズSは明らかな叩き仕様で、かなり掛かった上に早くに手応えを無くして完敗。忘れな草賞で好走したように、タフな持久力勝負になりやすい今回の方が見込みはありそう。ただ、5戦中3戦騎乗した川田が、テン乗りでミッキーチャームに騎乗。ミッキーチャームも川田×中内田厩舎で、このコンビはダノンプレミアム、グレイトパールなど何かと強力。この馬に川田が乗らないだけでも買いではないと思う。また、過去に1度騎乗した和田も、抽選落ちしたウラヌスチャームに騎乗予定だった。

11.アーモンドアイ
新馬戦こそ負けはしたが、その後は無傷で余裕の4連勝。全レースで上がり最速。前走では好位から競馬が出来ることも証明済み。長期休養明けだが、シンザン記念→桜花賞の内容から問題無く、調教でも十分動けている。懸念があるとしたら、直線400mも無いこのコースで後方に構え過ぎた時。ルメールは2015年(タッチングスピーチ)、2016年(パーシーズベスト)で最後方から競馬して惨敗。そして、昨年のディアドラでは早めに動き出して勝利。このコースのデメリットと、そのリカバリー法をモノにしたと思う。国枝調教師もアパパネで3冠を経験している。やはり人馬共に逆らう余地が無いような…

12.オスカールビー
前走は同型が少なかった上に、メンバーにも恵まれたことが大きい。良績が小倉、中山2000mに集中していることからも、京都2000mはプラスに働くと思う。しかし今まで戦って来た相手と比較して、今回は相手が強くなり過ぎ…

13.ミッキーチャーム
前走1000m通過58.6と暴走のように思えるが、横典が馬のリズムに任せて走らせた結果で、強い内容。夏を使って来た馬では1番力があると思う。後は他馬との力関係と川田の乗り方。ほとんど逃げか2番手の競馬をしているが、他の同型馬次第では控えることも考えられるし、強引に逃げる可能性もある。前走ハイペースで逃げて好走は、昨年のカワキタエンカを思い出す。あの馬は前走がTRで、この馬は1000万下なので大分違うが。前走だけ見たら買い。

14.ゴージャスランチ
前走は横典が前有利の馬場傾向から逃げの策に出た。後一歩でラテュロスに交わされたのは物足りない。横典自身もあそこまで行ったら頑張って欲しかった、と少し不満そうな印象を受けたのでG?の今回では一枚足らない印象。脚質を問わないのは魅力的だと思う。

15.ハーレムライン
前走は大幅に馬体重を増やしながらも、割と最後まで頑張っていた。1800m以上に勝ち鞍が無く、1600mを使われていたことからも、1600mがベストで、なおかう中山適性が非常に高い。前走は中山だからこその5着だと思う。ベストの距離である桜花賞で惨敗し、条件が更に向かない今回は…

16.プリモシーン
前走は戸崎→北村宏の乗り替わりもハマり、3歳牝馬で関屋記念制覇と強い内容だった。前走はスタートが良かったのが全て。ワントゥワンと同じ位置で競馬をしていたら負けていたかもしれない。今回斤量4kg増で初の2000m。過去の秋華賞全てを対象にしても、1600mまでしか経験の無い馬はファビラスラフインしか来ていない。今回スタート出るかは分からないが、コーナー4回と内回りも今回が初めてなのはキツい。1600mがベストなため、桜花賞後にオークスではなくNHKマイルに行き、夏も紫苑SなどのTRや中距離の条件戦ではなく、マイルの関屋記念というローテになった。力はあるがここは買いではないと思う。同じ京都のマイルCSに向けた試走とも考えられなくはない。

17.サヤカチャン
陣営としてはオークスのように離し気味に逃げたいと思う。2歳時は良かったが、近走はスローで逃げても、離し逃げしても垂れてしまうように、ここでは厳しそう。

18.ダンサール
3走前は約半年の休み明け、2走前は大きな不利を受けたことを考えると、前走がこの馬本来の力だと思う。条件戦勝ち馬でも秋華賞は結構来るのだが、そのほとんどが1000万下or1600万下。500万下勝ちではマキシマムドパリくらい。マキシマムドパリはフローラS3着で、オークスにも出走していた馬。デムーロはサトノワルキューレ回避でこの馬に乗るだけで、この馬に乗りたいから乗っているわけではない。大外枠も不利でしかなく、G?のデムーロが怖いのは重々承知だが、それでも買おうとは思わない…


現予想
◎アーモンドアイ
◯ラッキーライラック
▲ミッキーチャーム
△サラキア