2018 菊花賞見解?

10.アフリカンゴールド
距離を伸ばして近走強い勝ち方をしているように、京都3000mへの適性は高そう。条件戦ではあるが、古馬の中堅所に圧勝しており、良い意味で未知数な馬。ただ前走から斤量が4kgも増え、騎手の技量が出やすい長距離ということで松若では不安。

11.コズミックフォース
前走は休み明けでの凡走だと思う。新馬戦でもその後のレース内容と比較すると、動きがまだ重く感じたように、休み明けはダメなタイプだと感じた。すみれSは初の関西輸送の影響で馬体がかなり減ったために凡走したもので、馬券圏外になったレースは馬の仕上がりに問題があった。ダービー3着は決してフロックではない。また、今回の予想大前提として「ワグネリアンに勝った、あるいは僅差で負けたことがある馬」を中心視しており、当然この馬は買い。一応現予想では本命だが、昨年同じように大穴を狙って非常に悔しい外し方をしたので迷うが。

12.フィエールマン
全レース出遅れるも、驚異の末脚で追い込んでおり中々強い馬だと思う。だが、キャリア3戦休み明けで1200mの距離延長がG?と、条件が厳し過ぎる。今回も確実に出遅れるだろうし、ポテンシャルがあっても毎回かなり出遅れる馬はG?では厳しそう。秋華賞のサラキアも完璧なレース運びだったが、最後にいつもの脚が残っていなかった。ルメールは3歳牡馬で乗り続けている強い馬はステルヴィオとレイエンダくらい。秋華賞のダンサール(デムーロ)と同様、今回はたまたまルメールが空いてただけ。主戦の石橋脩は、落馬する前からコズミックフォースに乗ることが決まっていた。

13.タイムフライヤー
前走は普通にレースを進め完敗だった。話は変わるが、昨年のホープフルS組のその後の戦績が酷い。上位3頭はハイペースの展開に恵まれた点が大きく、3頭共その後G?で見せ場を作れなかった。ジャンダルムは明日化ける可能性はあるかもしれないが… 4着のサンリヴァルはあの苦しい展開で粘ったことから、皐月賞2着につながっている。この馬自身ダービー、神戸新聞杯と距離が伸びても特に変わり身もなく、3000mに伸びて相手強化で激走するとは思えない。

14.グロンディオーズ
新馬からその素質を高く買われていたように、ここ最近は強い勝ち方をしている。負かしてきた相手も強く、侮れない馬。しかし、関東馬で重賞どころかオープン実績も無く、まして休み明けでこの枠はキツイ。今年は(というより基本毎年だが)関西馬が強く、関東馬はG?でもやれた馬に絞るのが賢明だと思う。金曜20:00時点だが、モレイラが乗っても10番人気というのが答えな気もする…

15.オウケンムーン
前走は休み明けで最後方から5着。流れに乗れれば一発ありそうだが、成長力に疑問を感じる。ダービーの時に国枝調教師が本格化するのはもっと先と言っており、一夏越して迎えた前走で馬体が全く増えていなかった。今回は馬体をかなり増やしてくるかもしれないが、一夏休ませて成長を促しても馬体が変わらなかったのは事実。

16.ステイフーリッシュ
前走は、京都新聞杯の勝ち方を意識してか終始3番手で上手くレースを進め、上位馬には完敗という内容だった。京都新聞杯はメイショウテッコンがかなり飛ばして逃げ、そこから離れた2番手で、この馬自身7番人気とマークされる程の立場ではなかったことが大きい。実際1番強いレースをしたメイショウテッコンに前走先着され、なおかつ他の上位3頭は、ダービーでも先着された。単純にG?では力が足らないと思う。

17.シャルドネゴールド
内枠なら狙おうとしたが、痛恨の8枠… 京都新聞杯は後ろ過ぎたための3着で、毎日杯は先行策が裏目に出た。
先行策が裏目に出たからこそ、京都新聞杯ではあえて後ろから溜めたとのこと。レース後は結果的に後ろ過ぎたとボウマンが言っていた。前走は石橋脩が上手く逃げたのと、ウチパクと全く手が合っていなかったためで仕方ない。内枠引いてロス無く脚を溜められれば一発あると思った。だが、この枠では中団に付けると外外を回らされそうで、仮に一発狙いで先行したとしても厳しい。となるとかなり後ろに下げるしかない。

18.グローリーヴェイズ
前走は時計が素晴らしかったが、2着馬のベアインマインドと0.2秒差で、単純にかなりの高速馬場だったという見方が正しい。グロンディオーズ同様新潟2000mを勝ったキセキと少なからず被る所はあるかもしれないが、キセキはその後斤量が増えた神戸新聞杯を使い好走している。


現予想
◎コズミックフォース
◯エタリオウ
▲ブラストワンピース
△メイショウテッコン
△グレイル
△エポカドーロ
△ジェネラーレウーノ