1607件のひとこと日記があります。
2018/11/30 19:53
2018 チャンピオンズC見解?
1.アンジュデジール
前走は揉まれることのない大外枠、2走前の負け(大出遅れによるもの)で不当に人気を落としていたので本命で狙った。チャンピオンズCで牝馬と言えばサンビスタを思い出すが、サンビスタはG?で牡馬に混ざっても十分やれていた馬。エルムSで5着と健闘はしているが、ピークが落ちていたロンドンタウンに離されていた。ロンドンタウンは、国内と比較してレベルが一気に落ちる韓国で勝ってはいるが、中央G?では全く通用していなかった。アンジュデジール自体ずっと牝馬限定を使われてきたように、ここに来て牡馬一線級と対戦は荷が重いと感じる。
2.ルヴァンスレーヴ
前走は早めにスパートして、ゴールドドリームに1馬身以上差を付けての完勝。今回ゴールドドリーム回避は非常に残念だが、ゴールドドリームが出走していても、この馬を頭固定で買うことに変わりなかった。今年のダート3歳馬はレベルが高く、既に古馬混合でも結果を残している馬が他にもたくさんいる。大出遅れだけが怖いが、展開不問で自在性のある競馬が出来るタイプなので、本命にせざるを得ない。日本のダート界の頂点にふさわしいレースを期待したい。
3.パヴェル
ダートの本場アメリカのG?馬。スタートはそこまで上手くないが、先行する脚がある。世界的に見ても前が中々止まらない傾向があるドバイW杯では、4番手の競馬から雪崩れ込むように4着。G?を勝った時は斤量の恩恵が大きかった。それ以外は全て勝ち馬からかなり千切られたり、3着から差のある4着などがほとんど。話は変わるが、香港ではスプリントのレベルが高いので、日本トップのスプリンターよりは、香港で低迷しているスプリンターの方がまだ買いと言われている。同じようにダート本場アメリカの馬というだけで買いたくなるが、今までの内容から判断して日本のダートトップレベルの馬に比べたら、まだ劣るように感じる。
4.アポロケンタッキー
2年前は5着に検討し、昨年はコンディション不良から回避。この馬は道中揉まれずに、いかにリズム良く運べるかが鍵。超大型馬なので、馬群を割ったり内を突く器用さも、他の馬に比べればマイナス点。浦和記念→チャンピオンズCには驚いたが、浦和記念直後にチャンピオンズC行きを決めていたので、浦和記念前から既に決まっていたことだと思う。この短い期間で2回騎乗したモレイラが降りて小牧に乗り替わりと、どう考えても大幅マイナス。G?なら尚更…
5.ノンコノユメ
とにかく最後方から展開待ちでどこまで差して来れるかという馬。この馬が来る時は、イコール前が完全に崩れるようなレースの時。だから、あまりペースが流れなかったレースでは、来ても4,5着が精一杯。今回前に行く馬はケイティ、サンライズソアを中心に騎手含めてそこまで飛ばすタイプの馬ではない。ルメールのイン付きがどハマりした2015年のような騎乗をウチパクがするとも思えず、前走のようにシンプルに大外回して良い脚使って届かず、と言った結果が濃厚だと思う。
6.アスカノロマン
2年前の当レースで3着だが、それ以来1度も馬券に絡めていない。昨年前半はまだ善戦止まりで頑張っていたとは思うが、それ以降は先行する力も衰え、なおかつ陣営が幾度となく差す競馬で一変を期待しているように、何か大きな変わり身が無い限り厳しいと思う。
7.サンライズノヴァ
毎度のように出遅れ最後方付近になる馬だが、味のある決め手で差して来る馬。ただ、あくまで東京1400m?1600mでの話。JDDは明らかに距離が長く、だからこそ次走は1400mに距離短縮していた。馬券圏外の時は1800m以上のレースが多く、本質的にベストの舞台ではないと思う。また、東京1600mで揉まれることなくハイペースになったフェブラリーSでは、ノンコノユメ、ゴールドドリームの決め手に屈し、インカンテーションも捉えられなかった。今年は本格化して力を付けたからこその参戦だろうが、昨年は武蔵野Sの後このレースを避けている。G?であの位置取りから決め手勝負だけでは厳しいのではないか…
8.ケイティブレイブ
自在性のある脚質を持ち、前走はペースが速くなると見越して福永が下げたのが良かった。先行すれば粘り込め、差す競馬も出来るので大崩れは無いと思う。昨年はスローペースの中で、前の馬を交わせなかったのは物足りなかったが、本格化した今年ならより良い走りをしてきそう。昨年の勝ち馬ゴールドドリームがおらず、先行馬も手薄なので抑えは必要。逃げるであろうサンライズソアを2,3番手から交わし、いかにルヴァンスレーヴの脚をどこまで凌げるかが鍵。