2018 チャンピオンズC見解?

9.サンライズソア
シリウスSもJBCクラシックも展開が厳しい中で、よく3着に粘っていた。今回は突っついて来る馬もいなそうで、後続が仕掛けをしにくいコースなので前走、前々走よりはまだ楽な競馬を出来ると思う。モレイラが乗るので、淡々と上手く運んでくれるはず。逃げそうな馬がこの馬しかおらず、昨年もスローで逃げたコパノリッキーが残っており、ケイティブレイブ含め、先行する有力馬というだけで抑えは必要。

10.センチュリオン
勝ち鞍は全て中山という屈指の中山巧者。左回りも好走歴はあるが、1度も勝っていない。また、右回りでは上がり2位以上の脚を使えても、左回りでは上がり3位までしか脚を使えていないことからも、コーナーワークや手前の関係から、左回りだと後一押しが足りない馬なのだと思う。今回はG?な上に、初G?の前走は右回りで完敗。やはり中山でこそ買いたい。

11.オメガパフューム
前走はケイティブレイブを捉えられずの2着だったが、力のある内容だった。馬格の無い馬なので、ウチで揉まれるのが怖い。1度も馬券を外したことが無いし素直に買いだと思うが、鞍上が全く乗れていないデムーロ弟。切るとしたら間違いなく騎手が最大の理由になるが、仮に上手く乗られたら1番後悔するパターンの切り方になる。他の馬との兼ね合いで買うか買わないかは、現状では決まっていない。

12.ウェスタールンド
前走はスピード勝負の東京1600mで、騎手が道中ジリジリと脚を使わせた影響で接触もあって(というより接触しに行っていたが…)厳しかった。シリウスSは展開がハマり、インを突く良い騎乗があったからとは言え、上がり2位のオメガパフュームから0.8秒上回る脚を使ってあわやの2着。中京は小倉で見せたマクるような競馬は難しいが、後方で上手く脚を溜められれば突っ込んで来そう。ただシリウスSよりは確実にペースは落ちる。それでもシリウスSのあの末脚は間違いなく通用する。ノンコノユメやサンライズノヴァを買うのであれば、この馬の末脚を期待して買う方が賢明。一発ありそうな馬。

13.ミツバ
とにかく乗り難しい馬で、揉まれるとダメなので道中ロスを被りながらも、マクり気味にレースをするのが型になっている。G?、地方交流重賞あたりならメンバーレベルからも、それで好走できているがG?でそういった競馬、ましてやコース形態的にマクりが効き辛い中共では難しいと思う。JBCクラシック3着の実績はあるが、あの時はそれ以外の中央馬がピーク落ちだったり、展開に呑まれたりで恵まれた感が強かった印象。

14.ヒラボクラターシュ
前走は好位から余裕で抜け出しての完勝だった。正直相手に恵まれていた感じだが。レパードSは見応えある内容だったが、勝ち馬のグリムはオールブラッシュにあれだけ千切られ、4着のドンフォルティスはOPで勝ち負け出来なかった。5着以下は条件戦を勝った馬もいるが、OPレベルに出走した馬がいないので何とも言えない。シリウスSは3着と5馬身差も付けられており、僅差の5着、6着馬の戦績を見ると心許ない感じがする。オメガ、ウェスター、サンライズソアに完敗しており、無難に先行してどこまで凌げるか。

15.インカンテーション
前走は仕上がり途上で、いかにも休み明けという内容のレースだった。叩き2走目の今回は上積みは見込めそうだが、8歳馬で、しかも勢いのあった2014年に惨敗しているのが気になる。また、同じコースの東海Sでも大惨敗。そのうち1つは長期休養明けなのでまだ度外視出来るかもしれないが…
中京1800mでの走りと、中京以外での1800mを見ると、スタートが遅い、あるいは行き脚が付いていないように感じる。この馬はそもそもスタート自体そこまで速い方では無く、二の脚で先行していくタイプ。中京1800mは坂の途中からスタートする特殊なコースで、スタート後に勢いが付きにくい。このコースで勝ってはいるが、条件戦での話。このコースが大の苦手と見て切る。

現予想
◎ルヴァンスレーヴ
◯ケイティブレイブ
▲サンライズソア
☆ウェスタールンド