1607件のひとこと日記があります。
2018/12/07 20:43
2018 阪神JF見解?
1.ベルスール
前走は勝ち馬に離されはしたが、前で粘っていた2頭を僅差で交わしての2着。負かした3着馬は次走牡馬混合の条件戦で勝ち、4着馬は函館2歳S2着馬。先行してどこまで、という競馬をしてくるだろう。夏の小倉で乗れていたアヴドゥラへの乗り替わりは良いと思うが、決め手に乏しいというか単純にG?で通用する感じでは無いと思う。全姉のベルルミエールは初の1600mで好走したが、あのレースは前半3F34秒とスプリント並のペースで流れたことで、スプリンタータイプの馬が台頭出来たから。瞬発力勝負になりやすい阪神1600mが向くイメージが湧かない。
2.ジョディー
前走は単騎逃げでスローに落とせたことと、2番手にいた1番人気馬、後方にいた人気馬が伸びあぐねたことが大きかった。勝った時は逃げ切り、凡走した時は控えた時と明確なので、変に控えるよりはハナを主張してくるはず。控えた時も大きく崩れてはいないし面白そうだが、多頭数で相手も強化されて好走するようには感じない。
3.プールヴィル
新馬戦は内でゴチャ付いて仕掛け遅れての4着。1400mではあるが、その後良化した走りで牡馬相手にしっかり勝っているし、負かしたディープダイバーが朝日杯FSで想定5番人気。なのにこの馬は想定ではあるが阪神JFで16番人気。あまりにも評価されな過ぎる。同じく負かしているローゼンクリーガーよりも人気が無かった。りんどう賞勝ち馬からはクロフネサプライズが激走したが、この馬を大穴で狙うのもありかと思う。無理なくスタートして好位に付けられれば面白いと思う。
4.シェーングランツ
前走はかなりの出遅れがありながらも、大外回して後方一気の差し切るインパクトのある勝ち方だった。前走はこの馬をあまり評価していなかったが、それは姉のソウルスターリングと違い1600mへの適性が微妙だと感じたから。新馬戦、未勝利戦で乗った騎手がもっと距離があった方が良いと話しており、武豊自身も距離が長い方がまだ良いという印象を抱いていた。スタートが良くない上に、エンジンが掛かるのが遅いため1600mは本質的に忙しいのだと思う。前走は展開利があったのと、直線が長い東京コースだったのが良かった。今回前走よりは直線も短くなる。後方で溜めて届かずというのは十分考えられる。あくまで抑え評価。
5.メイショウショウブ
前走は超スローとはいえ、3連勝中の評判馬アドマイヤマーズに僅差の2着。ダートも使われておりローテ的に迷走している感が否めなかったので軽視したが、しぶとく食らいついて良い走りをしていた。正直展開にかなり恵まれてはいたが、無理に前に行かなくてもある程度の脚が使えるのも分かっている。そこまで人気もしないだろうし、他に買う馬もいなければ抑えておこうと思う。
6.スタークォーツ
前走は楽に逃がしてもらえたことが大きかった。ローカルコースを中心に使われても未勝利勝ちに3走要し、ダートも2回使われるなど阪神JFに向けた適正ローテでは無い。500万下を勝ったことである程度賞金を積めたので参戦したのだろうが、厩舎が芝重賞実績皆無なのは心もとない。
7.ウインゼノビア
前走は思ったより位置取りが後ろになったのが大きかった。この馬に乗り慣れた松岡だからこそ、無難に乗ろうとしたのが良くなかったのかもしれない。東京コースに実績があり、先行してパッタリ止まらない馬なので面白いと思う。今回逃げ先行馬は割といるが、飛ばして行くような馬はいないので、ハイペースになることはないと思うし、展開も向きそう。ただ新馬で完敗だったジョディーを消す以上、気持ち的にこの馬が買いとはなりにくい… 消し予定の馬では1番怖い。
8.ラブミーファイン
前走は今まで通り好位に付けて、早仕掛けで捉えられての4着。僅差の2,3着馬も同じような脚質、位置の馬であることから、ファンタジーSの2?4着馬は同等の評価をしている。札幌2歳Sはナイママのマクリなどがあり、先行勢が壊滅だったので仕方ない。ニシノデイジーは強かったし、その時僅差で負けたクラージュゲリエは次走重賞を勝った。ただ、この馬は札幌で好走して、時計の出る京都で伸び切れなかった。阪神でも分が悪いように思う。時計の掛かる馬場で狙いたい。
9.クロノジェネシス
2走共上がり最速で勝つ強い競馬をしている。スタートが上手くて前目に付けても、これだけの脚を使えるのは好材料。前半3F37秒台の超スローペースしか経験していないのはネックだが、牡馬相手と戦ってきて結果を残せているし、4番手から上がり32.5の脚は中々出せない。北村友一×サンデーRは最近よく見られる組合せで、G?でもアルアインに騎乗していた。堅実性という意味では長けている騎手だと思うので、上手く末脚を引き出せれば。