1607件のひとこと日記があります。
2019/02/15 17:32
2019 フェブラリーS見解?
1.クインズサターン
今までで上がり3位以内の脚を使えなかったのは3回だけと、舞台を問わず常に良い脚を使える馬。ただ全部差し切る程の豪脚とまではいかないので2,3着が多い。
東京1600mはベストで、中団?後方、外差し、内差しと差し馬として様々なレース運びが出来る器用さを持っているので、人気薄では唯一狙いたい馬。
懸念材料としては時々ある大手遅れ、あるいは四位が変に脚を溜めようとして後ろ過ぎになること。
2.ユラノト
前走はマテラスカイが逃げたペースが緩く、ロス無く内目で揉まれない4番手にいたこの馬にとっては、かなり良い流れだった。武蔵野Sは休明けかつ仕上がりが悪かったようなので、ある程度割増出来る所はある。これ以上無い完璧な競馬をして、最後はコパノにあっさり振り切られた。自在性のある脚質があるのは良いが、今回はコパノと同じくらい、あるいはそれ以上にキレてくる馬もいる。立ち回りの上手さが光るだけに本質的に小回りの方が向く馬だと思うので、純粋な差し脚、キレ脚比べになりやすい今回は一枚足らない印象を受ける。
3.ゴールドドリーム
昨年負けたのは、ムーアが騎乗ミスを認めていたフェブラリーS、勝ち馬が強過ぎたマイルCS南部杯、斤量差と距離適性で勝ち馬に及ばなかった東京大賞典と、基本勝ち馬を褒めるべき、という内容だった。この馬自身も強い走りをしているし、東京マイルは5戦走って1度も連を外していない最適コース。1600m?1800mがベストだが2000mもこなせるようになっており、古馬になってからも成長している。最近はスタートも安定しており、仮に今回出遅れても、昨年、一昨年と出遅れて位置を取りに行って好走した経験が活きる。昨年負けたのは直線向いてから仕掛ければもっと脚が溜まったのに、3角?4角で早めに仕掛けて微妙に脚が溜まらなかったため。今回は前走負けたオメガと同斤でコース適性でも勝る。ここは不動の本命。
4.メイショウウタゲ
エニフSの激走は不良馬場であったことと、乱ペース、秋山のイン突きと全てがハマったもの。たまに穴を開ける馬だが、8歳という年齢に加え、近2走G?で普通に走って惨敗というのが現状。
5.サクセスエナジー
ワンターンのコースに限れば0か100という戦績の馬。前走は緩いペースでは無かったが完勝する良い内容だった。前走逃げて強い勝ち方をした以上、控えるよりはハナを切ろうとするはず。ただ初の1600mなので、あまり速いペースにはしたくないと思う。強気な騎乗が多い松山だが、他の馬の出方もあるのでどういう流れになるかは未知。だが、地方でキタサンミカヅキやウインムートと接戦の馬が、中央G?で通用するとは考えにくい。
6.インティ
前走は前評判通りの強い勝ち方だった。1600mへの距離短縮が課題。強い勝ち方をしてきて初の1600mという点で、昨年のテイエムジンソクと被る人も多いと思う。ジンソクもだがスタートは普通でも二の脚が速いタイプなので、今まで通り逃げるか2番手という競馬は出来るとは思う。インティは前半3F36.3?38.4の競馬をしてきた。ワンターン1600mでG?ともなれば、基本前半3F34秒台となり、1000m通過で比較しても、いつもより確実に3秒?4秒くらいは前傾になる。すなわちスタートしてからの追走が非常に不安。ただ、他の有力馬は、インティをマーク出来るような位置を取れない馬ばかりなのは良いと思う。勝ち負けレベルか惨敗かだと思う…
7.サンライズノヴァ
前走は特に不利も無く回ってきて伸びないというよく分からない負け方。戸崎は敗因が分からないとのこと。後付けする形で陣営側がパサパサの馬場が合わないのかもと言っていたが、過去にそう言う馬場でも好走している。ペースが緩かったのもあるかもしれないが、もっと緩いペースでしかもパサパサの馬場でも好走経験はある。過去最高馬体重だっただけに叩きという見方もあるが、それにしても負け過ぎ。更に間隔が空いていて、同じような位置にいたモーニンより全然伸びなかった。前走をどう捉えるべきか確信が無い。1番人気を何回か裏切っているように、たまにポカがある馬ではあるが…
良い流れだった昨年でも、今年はそれ以下のデキ、状態と考えるのがセオリーだと思う。仮に叩いて(?)良化してきたとしても、同じローテで流れが良かった昨年ではゴールドドリームやノンコノユメには差を付けられているし、今年は他に勢いのある強い馬もいる。買いたくはない。