1607件のひとこと日記があります。
2019/03/22 19:53
2019 高松宮記念見解?
1. スノードラゴン
この歳でG?に出走出来てること自体凄い。9歳時はスプリンターズS4着、カペラS2着など通常では考えられないタフな馬。そんな馬でも3走連続二桁着順は今まで無かった。元々ここが引退だと決めてはいたと思うが。
2. ラインスピリット
昨年のスプリンターズSは荒れ馬場で、なおかつ内が有利という恩恵もあっての3着。中京コースに実績はあるが、京都、小倉の平坦コースがベストの馬。同コースのCBC賞では惨敗であり、ここは厳しい。
3. ミスターメロディ
前走は外枠で前に壁が作れなかったので仕方ない。かなり折り合いが難しい馬なので、1200mへの距離短縮はプラス。阪神C2着は馬の力もあるが、超内伸び馬場だったことを加味するべき。スタートも上手で、左回りも得意とあまり消す要素が無い。ただ唯一懸念があるのは、キレる脚が無いということ。先行馬なのでそんなに速い上がりが無いのは当然かもしれないが、キレが相殺された稍重の阪神Cで好走したあたり、パンパンの良馬場の方が分が悪い。ダートでは毎回上がり3位以内の脚を使っていた。また、距離短縮すると毎回位置取りが短縮前より後ろになる。テンが速いこのレースでいつものような位置を取れると思えないし、後ろ目の位置になると脚が使えない。かと言って前に行ってもモズのペースに付いていけるか怪しい。
4. セイウンコウセイ
前走元々先行力のある馬なのにブリンカーを付けたということは、逆に言えば力の衰え、集中力の欠如など、何かマイナス要素があった。2年前勝った時の状況を考えれば、昨年のスプリンターズSのような馬場、展開なら本来もっとやれている。荒れ馬場でスンナリ前で競馬出来る時が買い所だが、今年は綺麗な良馬場で、しかも強い逃げ馬がいる上に同型もかなりいる。展開、馬場、状態面と色々揃っていない。
5. ティーハーフ
前走はかなりの外差し馬場、逃げ先行馬が徹底的に揃い、得意の京都と買い要素が揃っていた。G?だと人気の割に異様に走る。それは、この馬はどんなレースでも最後方一気の馬なため。スプリントは基本的に逃げ先行馬が活躍するので、こういうタイプの馬はスプリント界には少ない。各路線で台頭した逃げ先行馬が揃うG?ではハイペースとなり、相対的に最後方で脚を溜めているこの馬は、ある程度の位置までなら差してこれる。ただG?では3着までに入れる程の相手関係ではないため、「ある程度の位置」ということ。
6. アレスバローズ
前走、2走前は前に壁が作れず掛かり気味だった。スプリンターズSは渋った馬場に脚を取られて惨敗。昨年夏の時計勝負で勝っていることからも、パンパンの良馬場でこその馬。北九州記念とCBC賞ともに前に馬がいて、中団から競馬していた。前に行くよりは中団馬群の中でジッとしていた方が良い。このコースは川田でCBC賞を勝っており、持ち時計も優秀。たまに出遅れるので、それさえなければ台頭の余地は十分あり。斤量も軽くなるし、狙えると思う。
7. ショウナンアンセム
前走はさすがに1200mのペースに遅れたが、ある程度位置を取りに行ったことが良かった。オーシャンS組はモズスーパーフレアの逃げで、後方の馬が全然脚を溜めれていなかった。かと言って先行組はあのペースでは潰れるので、後方と先行の間でジワジワ脚を使ったことが良かった。ただ本質的にスローペース専用機。
8. レッツゴードンキ
阪急杯は内枠で、なおかつ最近出脚が悪く、休み明けとマイナス要素だらけと割り引いた。しかし、好スタートで2着と個人的には予想外だった。いつだか似たようなことを言ったのだが、今のこの馬に1200mは忙しい。やはり1200mだとどうも最近テンに置かれる。忙しい1200mを連戦してきたからこそ前走はスムーズに走れたのだと思う。また、年齢的なものなのか、2017年は毎回のように上がり3位以内の脚を使っていたのに、最近はあまり使えていない。2年連続馬券圏内だし嫌う方がリスクはありそうだが、来ると思えない。そう言ってよく来られる相性の悪い馬なので信ぴょう性に欠けるが、自信を持って消したい。
9. ナックビーナス
昨年は緩い馬場が微妙だったスプリンターズS、謎のダート、枠が外過ぎたシルクロードSと凡走したレースに明確に敗因があった。モレイラが上手かったのもあるが、キーンランドCでは逃げて圧勝。2走前は58kgを背負って健闘したし、昨年よりも力を付けていると思う。2年前の高松宮記念は枠が外過ぎだこともあるが、G?で勝ち切る程とまではいかない。前走も斤量差が縮まったモズをに対して、タイム差が縮まらなかった。1度ダノンを完封してはいるが、ダノンの最近の充実ぶりを見ると、やはり頭は無いと思う。ただ2,3着としては全然あるので、そういう意味では買い。