2019 高松宮記念見解?

10. ラブカンプー
「牝馬は1度崩れると立て直すのに時間が掛かる」まさに典型的な例な負け方。昨年夏?秋の激走の反動か、休みを挟んだことでメンタル的に走る気を無くしたのだと思う。こういう負け方は中々立ち直るのに時間が必要。メイショウマンボみたいになりそうな気がする。

11. ヒルノデイバロー
たまに大穴を開ける非常に厄介な馬。過去の高松宮記念でも普通に回って惨敗なだけに、ここでは力不足。ただ重賞実績があってこの年齢まで走ってるのに、芝で1着が無いのは地味に凄い。

12. ロジクライ
前走は初の1400mでスタートで不利を受けたこともあるので、よく3着に来たと思う。横典の騎乗が悪かったわけではない。そもそも前走1400mに短縮したのは、気性的なもので自分のリズムで走らないと走る気を無くしてしまうためだった。今回さらに短縮してきたが、ルメール騎乗で東京新聞杯を圧勝したように、ある程度前付けが理想。好走はしたが、京成杯AHや中京記念はこの馬としては位置が後ろになったためにキレ負けしたもの。また、ルメールは前走モズに騎乗しておりその強さをよく分かっている。その際G?でもやれると言っており、選べるとしたらモズに騎乗していただろう。この馬は先約があったからだと思うが、こういう人気が微妙に無い時のルメールは怖い。浜中あたり乗せておけば消しだったが…

13. ダノンスマッシュ
スプリント路線に転向してから安定した競馬をしており、重賞2連勝と力のある馬。キーンランドCは緩い馬場が合わなかったとのこと。スタートが良く、馬群の中で我慢出来、好位から立ち回れて脚が使え、レースセンスに長けている。中京コースは未経験で左回りもあまり実績が無いが、いずれも距離が長かったのと騎乗ミスが重なったもの。昨年のファインニードルも左回りどうこう言われていたが問題無かった。同型が多かった前走少し気掛かりだったが、気持ち少し位置を下げての競馬も出来た。ここは本命で仕方ない。

14. ペイシャフェリシタ
前走は1枠かつ、中山芝1200mに全く実績の無いミナリクということで、正直もっと負けると思っていた。ムラ馬で好走時と凡走時の差が激しい。恐らく先行すればある程度やれる馬なのだとは思う。最近は位置取りが後ろだがスタート自体は普通。昨年のCBC賞から感じたのだが、この馬は若い時に比べると動きが重くなっているように思う。距離適性が変わったからと言われればそうなのだが、元々もう少し長い距離を走っていたし、今なら1600mとかの方が合うのでは…

15. モズスーパーフレア
近走どれも強い勝ち方をしており、ペース不問で残れる力のある馬。夏の函館で控えて惨敗しているあたり、とにかく自分のペースでこその馬。そもそも現役馬にこの馬よりスピードのある馬がいない。変な例え方だが、ハクサンムーンをより強くしたイメージがする。これまでは直線の短いコースで逃げ切りなので、中京コースでどう出るかだけ。ファルコンSは1400mで微妙に長く、まだ馬が本格化する前の話なので、あまり参考にならないと思う。この馬を差す馬がどの馬なのか、あるいは差されないのかが今回の大きなポイント。過去の高松宮記念の逃げ馬とは違うと捉えた方が良いかもしれない。買わざるを得ない。

16. デアレガーロ
京都開催の最終週である京都牝馬Sや、洋芝の函館に実績が偏ってるあたり、力の要る馬場が向いているのだろう。昨年のヴィクトリアマイルは距離が長かったこともあるが、牝馬限定G?で大敗の馬は書い辛い。前走だけ見れば目を引くが、京都牝馬S自体は昨年も2着だし、大きく割り増す要素は無い。

17. ダイメイフジ
前走もだが、とにかく中山芝1200mが得意な馬。また、この馬は間隔をかなり詰めて使う時によく好走するので、そういう意味でも良かった。前走はどの馬もモズの作り出したペースで脚を使わされていたので評価が難しい。芝1200mで1?5着までそれぞれ1馬身差あるようなレースは珍しい。
再度同じレースをしたら、3着馬はコロコロ変わると思う。そのため、オーシャンS組は極端な話3着以下は全て同じ評価。つまり、オーシャンS組3着以下は買わない。

18. ダイメイプリンセス
前走は位置取りが後ろ過ぎた。前走叩き2走目で大敗したあたり、やはりスプリンターズSは馬場や展開的に特殊だったということ。この馬だけでなく2,4着馬もその後良い所が全く無い。そもそもコーナーを曲がるのが下手で、新潟千着で開花した馬。3連勝の勢いそのままに、コーナーがあるコースでも引き続き好走出来た感じがする。中京では条件戦でも凡走しており、ここで1発を期待するのは酷だと思う。


現予想
◎ダノンスマッシュ
◯ナックビーナス
▲アレスバローズ
△モズスーパーフレア