1607件のひとこと日記があります。
2019/05/10 19:01
2019 ヴィクトリアマイル見解?
1.アマルフィコースト
スタートが上手く、二の脚が早いので毎回確実に先行出来るのがこの馬の強み。近2走は牝馬限定別定で斤量面で恵まれ、激しい展開にならなかったことから粘ることが出来た。桜花賞が出走取消だったのでG?でどれくらい通用するか未知だが、今回は同型で実績豊富な馬がたくさんおり、さすがに相手関係的にキツそう。
2.レッドオルガ
前走は勝ち馬が強過ぎたが、この馬も十分強さを見せていた。東京1600mを1.32秒フラットで走れる下地があり、かなりの時計勝負だった安田記念4着のサトノアレスに、このコースで勝ったのも好材料。前走4着馬とは0.3秒差を付けており、時計面からも東京新聞杯の上位3頭はG?でもやれる馬という表れ。東京新聞杯→ヴィクトリアマイルだと間隔が空くので、前走は調教的意味合いも多少あった。エリモピクシー一族の東京1600mへの適性は凄まじく、兄弟が皆東京1600mG?で好走している。前姉のレッドアヴァンセも北村友一で好走しており、この馬の力、適性も明らか。東京1600mで牝馬限定戦の今回、好走は必至だと思う。
3.クロコスミア
この馬はとにかくスロー逃げしてどこまで(控えても2番手)という馬なので、エリ女のようにゆったりマイペースで運べないと好走は厳しいと思う。東京コースは府中牝馬Sを始め実績はあるが、今はテンに行くスピードが以前より無いように感じ、1600mは忙しい。
4.ノームコア
前走は内枠でスタートが悪く主張する馬も多かったことから控えた競馬をしていた。結果、それが仇となり控えっぱなしで終わった。田辺の騎乗が良くなかったことも確かだが、ここ2走スタートが出ていないのが気になる。中距離先行馬が中団で意図せず中団から競馬するようになり、そこからの距離短縮で東京1600mはマイナス。また、ワンターンの競馬をしたことがないのも気掛かり。フローラSもワンターンではあるが、東京2000mは特殊なコースゆえに、あまり結び付かない。
勢いのあるレーンで怖い存在だが、今回は消したい。
5.メイショウオワラ
前走の8着は時計勝負で全く勝負にならなかった。阪神牝馬Sも上がりの競馬で惨敗だし、高速時計、上がり勝負に特化する今回は厳し過ぎる。
6.ラッキーライラック
前走は謎に控え過ぎたせいで、展開面での不利もあり凡走という結果だった。石橋脩も申し訳ない競馬をさせたと言っており、ある意味本番でら先行して何ぼという面で、ハッキリとした収穫を改めて得られたとも取れる。中山記念で僅差の勝ち馬ウインブライトはQE2世Cを快勝。牡馬相手でも十分やれることも示した。秋華賞は状態面が最悪での敗戦なので、馬券圏外のレースはいずれもまともな競馬、状態でなかったということ。ここも消す要素はあまり無く、抑えは必須だと思う。
7.ミッキーチャーム
前走は中山牝馬Sと違い、スムーズに先行することが出来、この馬本来の力を出すことが出来た。前走も、2走前も川田が念押ししていたように、この馬は輸送がキーポイント。2走前は休み明けもあったが、輸送によって状態面に悪影響が出て、レースで競馬にならなかった。今回再度関東圏への輸送ということで、中山牝馬Sの時も完全にイレ込んでいたこともあり消せたので、この馬に関してはレース直前の馬の様子を見て最終的な判断を下したい。現状消し。
8.デンコウアンジュ
前走はダノングレースがかなり早仕掛け+超スローペースによって前が総崩れし、後方で構えていたこの馬に展開が向いた。一昨年は勝ち時計が1.34秒台とかなり時計が掛かっていたことが好走の要因。昨年はレース後に陣営が言っていたように、1.32秒台のような速い時計が出る馬場だと限界がある。今年もそういう馬場になりそうで、今回は速い持ち時計を持っている馬も多い。昨年のように時計、上がりの勝負になると分が悪い。
9.プリモシーン
前走は中山が合わないのと、牝馬限定戦(ターコイズS)での凡走から自信を持って消したが、見当違いだった。3歳時は主に戸崎が足を引っ張っており、位置取りがあまりに極端過ぎた。確かにスタートは遅いが二の脚はそこそこあるので、関屋記念や前走のような位置でもレースは出来る。福永はそこら辺を前走で理解しているし、東京1600mはまともならNHKマイルで3着以内は十分あった。関屋記念のように広いコースでこその馬で、今回も強烈な追い込みが期待出来ると思うし、重い印が必要だと思う。