1607件のひとこと日記があります。
2019/05/31 19:53
2019 安田記念見解?
1.ケイアイノーテック
前走は休み明け+高速決着が向かずに惨敗。と言っても58kgを背負っていたことを考えれば、多少割増出来る余地はある。ただ、毎日王冠以降古馬混合のレースに参戦してから凡走続き。前走脚は使っているが、半分以上が上がり32秒台という特殊過ぎるレースなのであまり参考にならない。とは言え、使い詰めでOP、G?がやっとのストーミーシーに競り負けるのは心許ない。
2.アエロリット
前走は前半3F33.7と暴走レベルの逃げだった。海外帰り、休み明け、1.30.5の決着で5着は並大抵の馬では出来ない。実際6着にミエノサクシード、サウンドキアラが来ているように、超人気薄でも後ろに展開が向く流れだった。昨年の安田記念、前走のように締まった流れで高いスピード持続力とスタミナを活かしてこその馬。それをよく分かっている戸崎に乗り替わるのは好材料。戸崎も皐月賞、春天、ヴィクトリアマイルと芝G?で結果を出している。グァンチャーレは前走前に行く馬がおらずドスロー逃げ、ロジクライは折り合い面から前に馬を置きたいタイプであり、今回も自分のリズムで最後の最後までしぶとい競馬に持ち込める。
3.サクラアンプルール
前走は1,2着馬以外はどの馬が来てもおかしくなさそうだったので、着順程評価はしていない。ここに来てマイルというのは驚いたが、スピード勝負の東京向きの馬では無く、とてもじゃないが好走する感じはしない。
4.サングレーザー
前走は緩めの馬場に脚を取られてエンジンがかからずに敗戦。ペルシアンナイト同様馬場、展開が噛み合わなかっだことが敗因。昨年の安田記念は8枠、初の58kgを考えれば健闘だと思う。秋天では馬体が減りながらもキセキを差し切り、東京コースも好相性。気になるのは2000m→1600mというローテ。札幌記念を勝ったことで2000mにも目処が立っため、昨年秋から4戦連続2000m。1600m→1400mのローテの時、後者の方が明らかに位置取りが後ろになっている。最近だと阪急杯→高松宮記念のレッツゴードンキが、かなり後ろからの競馬になったのと似た印象を受ける。そもそも前目に付ける馬ではないので、後方から今の馬場で届くは思えない。ただ、その読みが外れて前走よりも良い位置で競馬が出来た時が怖い。その可能性の方が低いとは思うが。消すか抑えるか迷う。
5.インディチャンプ
前走はドスローで抑えて競馬をしたことで、馬と騎手が喧嘩し、本来の力を出せていなかった。
あれだけのスローペースだと、本来折り合いがつく馬でさえ気を悪くしたり、掛かったりしてしまうことがあるので度外視で良いと思う。
東京新聞杯を好時計で勝っており、今のこのコースへの適性も十分に備えている。今回アエロリットがいるので、また前走のようなドスローになることはない。そのためこの馬本来の長く良い脚を使える瞬発力が活きてくる。ただ他に印を付けている馬に比べれば戦ってきた相手、経験は一枚落ちるのと、58kgでこれまでと同じような脚を繰り出せるかは未知なので抑え評価に留める。
6.グァンチャーレ
前走はかなりのスローペースに落とし、得意の平坦京都の利を活かしての好走。完消ししていたが、1.32秒台で走れる下地はあったため、あのペースでスンナリ逃げれば当然好走するのは確かだった。今回同型のアエロリットのペースに付き合い、なおかつ強力な差し馬を東京コースで凌ぎ切るのは厳しいと思う。
7.モズアスコット
前走は休み明けでもいけると安易に狙ってしまった。休み明けではロードクエストにも差されており、叩き見え見えのレース内容だった。だが、それにしても負け過ぎだと思う。昨年は相手が弱かったとはいえ、休み明けでも形を付けていた。この間ミスエルテが引退したが、フランケル産駒は改めて超早熟、あるいは一度負けると立て直しが難しい馬が本当に多い。
昨年はスワーヴがベストではない1600m、前が詰まりまくったペルシアンナイト、出遅れ大外一気のサトノアレスなど、展開的に恵まれていたのかもしれない。逆説的だが今回買うとしたら、前走休み明けとはいえ、ある程度結果を残していないと買えない。
8.ステルヴィオ
前走は明らかに距離が長い止まり方をしたので、着順通り捉える必要は無いと思う。そもそも休み明けとは言え、中山記念でも最後の坂で止まっていたので1800mでも微妙に長かった。今回レーンに乗り替わりは魅力的。58kgと相手関係だけ。サングレーザーも似たような捉え方だが、この馬は58kgが今回初。ダノン、アーモンドアイは馬券を外すとは思えない。また、東京コースではアエロリットに2戦2敗。相手が悪い印象。レーンで過剰人気しそうでもあり、ここは消しにかかりたい所。