1607件のひとこと日記があります。
2019/11/21 20:44
2019 ジャパンカップ 見解?
1.カレンブーケドール
この馬はとにかく瞬発力勝負より確実に消耗戦で先行してこその馬。前走はもっと好位にいれば正直突き抜けていたレベル。オークスも4角手前から1頭だけスパートをかけて、ラヴズオンリーユーに肉薄していた。今回先行馬が少ないし距離延長(しかも秋華賞はかなりハイペースだった)だったので、かなり楽に運べると思う。3歳牝馬のJCはよく絡むし、津村騎手とうことでそんなに人気もしないと思う。東京コースは向くので、後は極端な瞬発力勝負になったりしなければ。
2.ワグネリアン
前走はとにかく枠が全て。内枠だったらもっと好位に付けて、馬群の中でしっかり脚をためれていたはず。それに相手が強過ぎたしこの馬なりにしっかり走れていた。主戦の福永が乗り替わりは痛いが、先週のようにテン乗りだからと割り引くのはかえって危険。むしろ新味が出る可能性もあるし、川田は勝ち切れないにしてもG?で堅実に2,3着に来ていることが多いのは確か。やはりメンツ的にここは一枚上手。川田は元々京阪杯のエイシンデネヴに騎乗予定だったし、それを蹴るからには結果が求められる。
3.ウインテンダネス
昨年の目黒記念以降良い所が全く無い。このコースも少頭数のスロー逃げで勝っただけで、実績に乏しい。昨年同様厳しいレースになる。
4.ムイトオブリガード
前走は横典が先行させたことが大きかった。大阪杯は道悪で末脚が使えなかったし、東京コースは条件戦の時から相性が良く高速決着にも対応している。今回も前走のような展開が想定される上、前走に限らずルメールもこの馬で先行して勝つ競馬を経験している。G?実績とはいえ1回しか出走しておらず、あまり強気になれないが、ベストの東京コースで良馬場なら展開のあやでしれっと3着はあるかもしれない。
5.スワーヴリチャード
前走はこの馬には不向きの高速決着で、しかも休み明けだった。馬本来の特性というのは成長するにつれ出てくるが、この馬は中山記念のように本来叩き良化型。それに昨年も秋天を挟んでJCで好走していたし、ローテ的にも良い。後は極端なスローからの瞬発力勝負にならなければ。東京コースでは休み明け秋天を除けば好走しているし、ジリ脚のこの馬にとってハード追いが出来るマーフィーはお誂え向き。そしてジリ脚の馬がとうとう馬具(チークピーシーズ)を装着してきた。G?馬が馬具を装着してきて集中力が増し、再びG?を勝ったというのは、大阪杯のアルアインが記憶に新しい。調教もこれまでのコース追いから坂路追いへと内容が全然違う。ハーツクライ産駒はシュヴァルグラン、リスグラシュー 、ジャスタウェイなど古馬になってからどこかで大きくステップを踏む。勝ちはしていないが先週のマイスタイルもそう。狙うならここか。
6.ユーキャンスマイル
前走はアエロリットが引っ張る流れで展開が良かったとはいえ、上位3頭があの展開で前にいて突き抜ける強さだったので仕方ない。この馬は正直前走までは過小評価していた。もっと距離があった方が良いと思っていたし、大敗もあると感じていた。実際はハイパフォーマンスをしていたし、このメンツなら十分評価すべき馬。距離が伸びて良いタイプだし、何より岩田は東京2400mと相性が抜群。ここは期待したい。前走だけ見たら、枠の差でワグネリアンの方が良い内容だったとは思う。
7.ダイワキャグニー
この馬は重賞勝ちもないのに7勝しているのが驚き。無類の東京1800m巧者でだが、それはOPまでの話。エプソムCは道悪の影響があったが、毎日王冠では力負け。2400mは超スローのダービーでも大敗。逃げた14番人気マイスタイルが4着だったことが、レースの流れを示している。3角手前からジワジワ前と離されていたし、2400mはこの馬にはキツイ。