外国人騎手への乗り替わりなど

昨日京都記念2着だったカレンブーケドールが、ドバイではマーフィーに乗り替わりと発表されましたね。誰がどう判断したかはさておき、カレンを初めて勝たせた騎手がマーフィーという功績があって、なおかつドバイのG?を勝った経験もありますしね... そんな騎手が空いてたとなると、仕方ないかなと思う所はありますが ただ津村とのコンビで3歳G?を戦って、JC2着という結果も残したので津村でドバイを見てみたかったですね(･･;)
今月末にはサウジアラビアのG?に日本馬が出走しますね。クリソベリルも川田からスミヨンに乗り替わりが決まりました。サウジアラビアというのは特殊ですし、スミヨンはサウジアラビアやドバイで滞在騎乗をして重賞を勝った経験があります。この経験値は正直大きいですよね ラッキーライラックをテン乗りで、最内を突いて鋭い末脚を引き出しました。リスグラシューがモレイラに乗り替わった時と似てましたよね。元々G?実績が豊富で強い馬だったとはいえ、さらにポテンシャルを引き出したように思いました。

今年のJRA表彰式でルメールが今年1番期待している馬にサートゥルナーリアを挙げたそうです。当日はインディチャンプが短距離部門で受賞したため、シルクのお偉いさんがいました。アーモンドアイを思うとリップサービスとは考えにくいですよね(笑) あくまで「期待馬」であって「現役最強馬」とは言っていませんが... キャロットはこの馬に限らずリスグラシュー、レシステンシア、クリソベリルやらでも受賞している最中で、このような発言を3年連続リーディング騎手に言われたら嬉しいですよね。その矢先サートゥルナーリアの始動戦である金鯱賞がルメールになりました。
そして、この馬は騎乗経験のある騎手が乗るべきだと思います。馬券圏外だった2走は「東京競馬場」、「左回り」、「輸送or地下馬道によるテンション」が主たる敗因とされています。ですが「テン乗りの騎手」とも言えます。ダービーのレーン、秋天のスミヨンがそうです。ルメールの皐月賞は右回りだったことから、尚更左回りダメ論に拍車を掛けていますが(笑) だから有馬ではそのクセを分かっているスミヨンが様々な工夫をして、2着と好走した要因にもなったと思います。過去を悔やんでも仕方ないですが、ダービーでルメールが乗れていたらクセを分かっていましたし、結構違う結果になった、つまり東京競馬場や左回りがダメという憶測は今より薄れていて、ローテも全く変わっていたかもしれません。キャロットの社長が言っていましたが、金鯱賞に出走するのは左回りでどうなるかを改めて確認したいのが最大の理由です。私は全然問題無いと思いますし、2戦2勝のルメールですから結果に言い訳は出来ないです。ただまた騎手問題が出てきますよね 大阪杯、QE2世Cが候補に挙がっていますが、前者はルメールがドバイ、後者はルメールが春天に騎乗馬がいるかどうか、と継続出来るか定かではありません。なので今一度デムーロで見たいんですよね。そもそも皐月賞で乗り替わった時点でおかしいです... ルメールがダメではないですが、なるべく継続騎乗をして欲しいです。
「乗り替わり」というのは結果的にこういう所に響いてくるので、何でもかんでも外人というのにはどうかとは思いますね^^; 逆説的に、そういう立場に日本人騎手が台頭して来ないと変わらないとは思いますが。
最後に、デムーロファンの知り合いが送ってきた切ないストーリーが面白かったので載せておきます(笑)