1607件のひとこと日記があります。
2020/04/09 20:02
2020 桜花賞 見解?
1.ナイントゥファイブ
前走はあのペースでも出して行ったことが良かった。2走前同じような競馬をして伸び負けており、1600mは1F長いように思う。1200m?1400mに実績がるように、今回も最後に止まると思う。
2.チェーンオブラブ
フェアリーSはスマイルカナが淡々としたペースで逃げたこと、上がりが掛かったことが良かった。前走は全く伸びなかった所を見ると、相手が強化されると、毎回脚は使っても相手強化では厳しいタイプ(展開が向いても伸び負けする)。左回りの方が内容が良いので、NHKマイルに出走したら昨年のケイデンスコール的な存在になるかも。
3.スマイルカナ
前走は逃げることが出来ず、これはこれで控えたら全く良さが出ないことが明らかとなり、今回どういう競馬をすれば良いかは自ずと予想が付く。スローからの瞬発力勝負でも分が悪く、後続に脚を使わせて逃げる競馬をするしかない。だが、レシステンシアもいるし桜花賞で逃げて好走というのは歴史的超スローのレッツゴードンキくらい。脚質的にキツイ。
4.サンクテュエール
前走は出遅れながらも位置を取りに行っての競り勝ち。全3走2,3番手で競馬しており、クラスが上がるにつれて着差がどんどん縮まっている。全て騎乗しているルメールが前走出遅れながら位置を取りに行ったのは、単純に今後(賞金加算等)のために確実に好走するためだったと思う。つまり前に行かないと...という認識を持っていたということであり、控えて良いタイプではないという表れでもある。アルテミスSも前半3F36.3のスローペースで、逃げたビッククインバイオとも1/2馬身差しか付いておらず、本質的にキレ負けするタイプ。前走は前半3F35.4-35.7の後傾ラップ、上がりの掛かる馬場、ルーツドールの凡走というのも好走に繋がった。点数的に人気馬を何頭か消さないと厳しいのもあり、この馬を消すことにする。
5.マルターズディオサ
前走は逃げたレシステンシアをマークし、阪神JFと違いペースが緩めだったことで競り勝った。今回は前走よりペースは流れそうで、好枠に入っただけにどのような競馬も出来る自在性が活きてきそう。キレる脚があり戦ってきた相手も申し分ない。早い段階で栗東滞在しているのもプラスで、調教後馬体重が減っていることからも、ギリギリまで仕上げて来てる意図が垣間見える。ここは無難に抑えておく。
6.ウーマンズハート
前走は阪神JFと違って溜める競馬に徹しての凡走。阪神JFの時はハイペースを捉えに行っての4着だが、後方の馬がダラしなかったとも言える。前走-10kgで仕上げて来た感があった中で溜めてもダメだった。新潟の2走に比べると明らかにキレが無く、現状左回りor平坦巧者という認識。1600mというより2400mとかの方が向いてそうなイメージ。晩成型のハーツクライ産駒でもあり、オークスで穴を開けそう。
7.ヒルノマリブ
前走は勝ち方は良かったが、全5走上がりの掛かる競馬しか経験してない。そういうレースでの好走が多く、いきなりメンバー強化で瞬発力勝負になる今回は厳しい。1400mだと最後甘くなるように1600mは長く、ゴールドアリュール産駒というのもイメージが湧かない。
8.リアアメリア
前走は新馬戦、アルテミスSと違いかなりのハイペース、大外枠が響いたか流れに乗れない競馬となった。折合いが難しいため、この3ヶ月の休みがどう出ているかがポイント。今回は良い枠だし前走のように極端に後ろ過ぎなければ充分やれるとは思う。ただ、スロー専用機な可能性も否めず今回も追走に脚を使わされて、最後に伸びないことも考えられる。臨戦過程もベターではあるがベストではないのは確か。抑えてはおく。
9.デアリングタクト
前走は少し追っただけで抜群の伸び。前走後から、今回この馬を本命にすると決めていた。あれは怪物でないと出来ない走りで、タイムが異常。冬場の京都芝は昨秋からの開催が進み、低温と日射不足で芝が生えてこないため、馬場の傷みが顕著になっている。例年ならエルフィンSは1.35秒台が出れば十分。桜花賞4着とタイム差無し・オークス4着のレッドサクヤ、桜花賞2着・オークス3着のクルミナルがそう。1.34秒台だと桜花賞勝ち馬マルセリーナ、1.33秒台は名牝ウオッカしかいない。デアリングタクトはこのウオッカのタイムを塗り替えた。ラップも優秀で2F?4Fで10.9-11.5-11.6と結構流れたが、5F?8Fで12.2-12.0-11.7-11.4とずっと加速ラップを刻んでいる。力のある馬でも、この展開なら最後に必ず落ちる。それを2着馬に4馬身も付けていた。しかもこれは軽く追ってのもの。桜花賞は一瞬でトップスピードに持って行ける反応の良さが非常に大事。名牝の部類。