2016年・2020年のニュージーランドTとNHKマイル

オーシャンSの時もこんな投稿しましたね(笑) 今回はタイトルの通り2016年と2020年の2レースの関係性が面白いです。
2016年のNHKマイルは1着が前走桜花賞で1番人気で負けたメジャーエンブレム、2,3着に追い込んで来たロードクエスト、レインボーラインでした。このメジャーエンブレムとレシステンシア、非常に似てますよね。両馬とも淀み無く逃げた時が1番持ち味を発揮出来て、そうでない時はあっさり負けていました。そしてそういうペースで逃げる馬なために、レースとしては基本追込み有利になることで、阪神JFもアルテミスSも人気薄の追い込み馬が突っ込んできました。レシステンシアも前走桜花賞で1番人気で負けて、しかも同じルメールです。それに、今回はスマイルカナのような徹底逃げ馬がいません(スマートクラージュがいますが、除外濃厚)。やることは一つですよね
レインボーラインはニュージーランドTで追い込んで上がり2位の脚を使うも致命的な不利を受けて5着でした。今年のウイングレイテストとルフトシュトロームはどうでしょう？ そしてNHKマイルの4着もニュージーランドTの勝ち馬ダンツプリウスでした。NHKマイルが追込み有利の展開になったからこそ、ニュージーランドTのレースが活きたと言えますよね。
今年のニュージーランドTは非常にレベルが高く、勝ち時計がレースレコード1.33.0でした。特筆すべきはラップで、最初の1F以外全て11秒台でした。この流れで上位3頭はしっかり脚を貯めて強烈な脚で追い込んできました。特にウイングレイテスト。この馬は馬券圏外の時の理由が明確なので、非常に盲点になっている気がします。
今年のNHKマイルはレシステンシアという展開的に分かりやすい馬がいるだけに、ニュージーランドTの展開、レースレベルがハマるはずです。展開利を受けそうな強い馬タイセイビジョンを含め、今年に関してはニュージーランドT組から入りたいですね。しかも堀調教師×レーンですよ(笑)