現在の中国

かしわ記念は福永の逃げ切り勝ちでしたね！ 逃げというと武豊のイメージが強いですが、勝負逃げなら福永も非常に上手いですよね。ルヴァンスレーヴとモズアスコットが垂れて楽にマイペースで行けたのも良かったです。用事で買えませんでしたが、結局不的中でした(笑)

今中国(北京)にいるのですが、色々な意味で驚くことばかりです。全部挙げたらキリが無いので、一部挙げてみます。
１．超ネット社会の恩恵
首都北京は特にそうですが、ほぼ全世帯でネット注文で飲食物が届きます。中国は世界屈指のネット社会なだけに、こういう体制が万全だったのは不幸中の幸いだったと思います。こういう体制がまだ無い一部地域は今食べ物が無く、感染者より飢餓で死ぬ人や自殺に追い込まれる人の方が多いです。なので今は都市部からそのような地域への食料供給が急ピッチで進んでいます。

２．都市封鎖は諸刃の剣
日本では緊急事態宣言が発令され、外出自粛の傾向が非常に強まっています。ただ、発令される前は都市封鎖、いわゆるロックダウンをした方が良いという世論もありました。都市封鎖をすると経済機能がさらに失われ、物流も止まりがちになります。北京も移動が強制的に制限され、感染者数は減少傾向になりました。しかし、先程挙げたように物流、人の流れが止まったことで食べ物が無い→無いなら奪えば良い→殺人、強盗... という流れになり、犯罪件数が急増しています。日本の対応は国民のQOLを維持しつつ感染者を抑圧させる、ギリギリのラインでベターな対応をしていると感じます。

３．新型コロなナは中国による人災
トランプ首相が、コロナが武漢のウイルス研究所から漏れた証拠を提示すると明言しました。中国の対応は最悪で、発言にも信憑性が無く、そう思いたくなりますよね。医薬品・製薬に関わる仕事をしているのですが、職場や業界からも、そうでないと辻褄が合わない、という声は挙がっています。それが事実だとしても、結局トップが隠蔽・捏造するので、それを繰り返したことで感染拡大が抑えられなくった、そういうある種の人災とも言えるのではないでしょうか。良かった対応も多々ありますが。

中国からの感染拡大が原因で、日本を含め世界は混乱の渦にあります。ただ誤解しないで欲しいのは、危機管理を持って行動している人もたくさんいるということです。悪い側面ばかりピックアップされますが、14億人の7割に当たる10億人が危機管理を持って外出自粛をしても、3割に当たる4億人が普通に日常生活を送っていたら結局あまり意味無いんですよね... 国民の7割がそういう行動をしても、残りの3割は日本の人口の3,4倍に当たる規模なわけで。中国は収束ムードと言われていますが、騒いでるのはこの「3割」です。感染者自体は確実に減っているのですが、この人たちが騒いだらまた増えかねませんし、今は台風の目に入っただけなのかもしれません。
そういう状況で日本で競馬が開催されてるのは凄いですよね。今やることに意味があると思いますし、家にいても買えるからこそ週末の楽しみにもなります 職場の日本語ペラペラ中国人上司が、週末やることなくて日本の競馬やり始めてました(笑) フクナガマエガカベ(福永前が壁)という響きが気に入っているようです 今はストレスが溜まる日々が続いていますが、私たちには競馬がありますし、やれることをやって程々に楽しんでいきたいですね 通勤時に毎回通る天安門、いつか落ち着いたらガッツリ行ってみたいです