1607件のひとこと日記があります。
2020/05/08 12:13
2020 NHKマイル見解?
1.シャチ
2,3走前は急に連勝したので驚いたが、重賞では結局大敗。軽量の恩恵、時計の掛かる馬場でハマった感が強い。
2.タイセイビジョン
前走は1頭だけ伸びにくい内に進路を取っての完勝。石橋脩も内より外の方が良かったがこの馬なら...というニュアンスの発言をしており、それだけ能力があるということ。休明けで仕上がりの点でマイナス視されていたが、今回はその時より確実に良化しておりギアが上がっている。東京1400mで2歳レコードを出したようにキレ勝負にも強く、前走のような馬場でも問題無い。ハイペースでも脚を溜めることが出来、毎回脚を使えるのは大きい。石橋脩は昨年ケイデンスコールで差してきたことを始め、1400m?1600mで非常に上手い。安定した馬だし抑えは必須。
3.レシステンシア
前走は外枠、道悪で非常にキツい展開の中2着で負けて強しの内容。溜めて良いタイプでないが、持続力勝負に持ち込めるのが良い所。この手の馬でルメールと言ったらメジャーエンブレムがおり、枠もその時と同じ。今回も乗り方は一つで、後は後続がどこまで来るかだけ。ただ気掛かりなのは前走超タフなレースを経験したことでダメージが残ってないかということ。週中の記事ではそれに加えて輸送や馬体重の維持について、陣営が触れていた。週中の馬体重ではそれを考慮してかある程度余裕を持たせていたので大丈夫だと思うが、一応馬体重はチェックしたい。
4.プリンスリターン
前走は決して楽ではないシビアな展開の中しぶとく粘っての3着。2走前に僅差のサンクテュエールは桜花賞6着で、朝日杯も掲示板といかにもハマれば突っ込んで来そうな雰囲気はある。ただ、繰り返すようだが朝日杯は後ろにいた馬は人気に限らず来れたレースで、3,4着の馬はその後重賞でイマイチ。ただこの馬は前に行けるので、その点は評価出来る。すずらん賞は後ろ過ぎたことが敗因だし、それを考えると安定している。他に買いたい馬がいなければ抑えたい。
5.シャインガーネット
フェアリーSでは前に行き過ぎたことで最後終いが甘くっての敗戦。前走の内容を見る限り右回りより左回りの方が向きそうだが、1600mは気持ち長いように思う。新馬、赤松賞と勝ってはいるが前走に比べれば伸びが微妙な印象で、後続にも詰められている。だからこそ1F短い1400mでは突き抜けたのではないか。ここでは買いたくない。
6.ギルデッドミラー
前走は折合いがまだ付いていたし、前が止まる展開になったことも良かった。それでも荒れた内を通った緩め仕上げのタイセイビジョンに千切られていただけに、人気上位馬との力差を見せつけられた感じもする。こぶし賞でも大出遅れしたサトノインプレッサに京都内回りで差し切られた。サフラン賞では強い馬には歯が立たなかったように、力はあるもののG?となると一枚壁があるような印象。
7.メイショウチタン
前走は軽量を活かし前目から押し切る良い内容だった。朝日杯は展開がキツく例年ならもう少し着順が良かったかもしれないが、内回り、ローカルコースでしか好走歴が無く、東京の決め手勝負では劣る。
8.サクセッション
前走は外枠で折合いが微妙だった上に、また早め仕掛けで最後垂れがちになるという展開。マーフィーが2戦連続騎乗して、1戦目は前走と同様の競馬をして最後完全に止まっていた。それを受けて2戦目はそういう競馬はさせないと陣営が明言したにも関わらず、また似たような競馬(勝ちはしたが)。手応えが良過ぎて、というより行かせた方がまだ良いと騎手が感じていたということ。それはルメールの時も同様。良い馬だが溜め続ける競馬をしてこなかった代償が出てきそう。
9.ラインベック
東スポ杯の時に触れたのだが、この馬は瞬発力勝負になると非常に分が悪いので、今の東京1600mは根本的に不向き。若駒Sでも前の馬を交わせなかったのは不満が残る。