コラムその41 「名馬烈伝の解説」

本日はこれまでの名馬烈伝シリーズの解説や秘話なんかを紹介したいと思います。ライナーノーツみたいなものですかねf^_^;

【1】コラムその3
「我が心の愛馬」エイシンフラッシュ
記念すべき第1回目の作品です。文章も短く、タイトルも今のスタイルと違います。今タイトルを付けるとしたら「閃光」か「漆黒」のどちらかにしていたでしょう（笑）大好きなフラッシュのために、出来るだけカッコ良い言葉を選んでます。

【2】コラムその5
「流星の貴公子」テンポイント
これも短編ですね。このコラムは会社の社報に載せたもので、そのまま掲載しました。酷量である66.5kgをあえて2回言ってます。また、残酷かとは思いましたが、テンポイントの闘病生活の様子もあえて書きました。悲しいけど是非知って欲しかったんですよね。

【3】コラムその7
「鬼と緑」ヴェルデグリーン
親友ヴェルデさんのリクエストでしたね(-_^)その親友と、当時闘病生活をしていた父に捧げるコラムでした。中山での活躍が心に残っています。緑色との不思議な繋がり、そして馬もガンになると言うことを知って頂けたんじゃないでしょうか。

【4】コラムその11、12、13
「衝撃」ディープインパクト
満を持しての登場。とても1話では収まらず、前後編にしようと思い書き進めていましたが、それでも入りきらず全3話のボリュームに（笑）ディープの圧倒的な強さを上手く表現できたと思います。そして最後の実況はどうしても入れたかったんです。おかげで臨場感が増したコラムになりました。

【5】コラムその18、19
「女帝」ウオッカ
最強牝馬らしさを前面に押し出しました。そしてダイワスカーレットとの因縁のライバル対決。このコラム後編での名実況の件（くだり）は、実はエースさんにアイディアを頂きました（制作秘話）そして、1番最後の、ウオッカよ〜の部分は私のお気に入りです。

【6】コラムその20
「愛」サイレンススズカ
このコラムは私の1番のお気に入りです。馬の愛情、武騎手とスズカとの絆の深さを書きました。そして最初のサラブレッドの説明が、我ながら凄く秀逸です。スズカを失った事は日本競馬にとって大きな損失です。稀代の逃げ馬、もう出てこないのでしょうか。。

【7】コラムその22
「勇気」オルフェーヴル
東日本大震災の時に人々を勇気づけたオルフェーヴル。強く美しい馬でした。金色の馬体から金獅子のイメージを重ねて書きました。池添騎手の感動のインタビューも是非入れたかったんですよね。

【8】コラムその25
「黄金船」ゴールドシップ
この回の冒頭に書きましたが、緩い感じで書きました。ゴールドシップに堅い文章なんて似合わないです（笑）皆んなに愛された名馬でしたよね。黄金船と泥舟の件（くだり）も面白いかな。Sail away！Gold ship！も悪くないんじゃないでしょうか。

【9】コラムその30
「怪物」フランケル
初の海外馬。14戦14勝は伊達じゃないですよ。コラムも書きやすかったです。初めてレース結果を全て載せました。あとは14戦で76馬身ってのもアピールしたかった部分です。怪物の誕生→未来の怪物達の誕生へと上手く繋ぐ事が出来ました。

【10】コラムその32
「涙」ブエナビスタ
タイトル通り、ブエナの涙に感銘を受け書きました。引退式の雪模様も綺麗に描写出来たんじゃないでしょうか。ブエナのイメージカラー黄色をヒマワリに例え、あとは文中に「雪辱」など「雪」の付く単語を使ったりしてます。名馬烈伝は細かい所まで気を使っているんです（笑）

【11】コラムその37
「雑草」オグリキャップ
笠松が生んだ芦毛の怪物。これはやはり感動のラストランを1番書きたかったですね。冒頭の「奇跡とは起きるものではない、起こすものだ」の一文は自分で考えました（本当）でも一応調べたら色んな所で使われてましたね（笑）オグリに敬意を表し、あえて遺影のような写真を選びました。オグリ、ありがとう。

【12】コラムその39
「聖剣」デュランダル
聖剣の斬れ味、デュランダル。馬名の意味と特徴が一致して書きやすかったです。文章も出来る限りカッコよく仕上げたつもりです。あとは魔剣フラガラッハの弔いの勝利も絶対入れたかったですね。コラムの写真、ポスターにしたいくらいです（笑）

さて、やはりコラムと言うのは昔のものは古くなり、忘れ去られてしまいます。暇な時で結構ですので是非読み返してあげて下さい。拙い部分は多々ありますが、一つも手抜きしてるものはありません。何度も読んでくださる事で記憶に定着し、名馬達の物語は皆さんによって語り継がれていくのだと思います。そして・・・

次回、名馬烈伝！
次週月曜、あなたは愛と感動の涙に包まれる！乞うご期待！