ミカン

根岸森林公園・ポニーセンターから在来馬保護のイベントで来た野間馬のミカン（せん馬）です。根岸では何度も会っているのですが、触ったのは今回が初めて。野間馬は日本の在来馬で、もう50頭ほどしかいないそうです。ミカンという名前は昔、野間馬が人間の為にみかん箱を運んでいたという所から来たんだとか。人間の為に一生懸命運んでくれていたんですね。ちなみにこのミカンですが、以前根岸でかわいそうな光景を目の当たりにしたことがあります。それは昨年、根岸のポニーセンターに新しく来た与那国馬と一緒に放牧されていた時のことです。新しく来た与那国馬がエサを独り占めにし、さらにはミカンを鼻で軽く攻撃し、近づけさせないようにしていたのです。ミカンはしょんぼりとしてしまい、放牧場の柵の外に生えていた雑草や落ちていた枯れ葉をエサ代わりにして食べていました。与那国馬が満足げな顔でエサを食べ続けているのを見て、ミカンが本当にかわいそうでした。そんなかわいそうなミカンの為にも、今後競馬場でミカンを見かけたら、ぜひとも皆さん募金して力になってあげてください。そして、かわいがってあげてください。在来馬保護のイ
ベントでは募金をすると、ミカンのバッジが貰えました。そのバッジは後日載せます。

東京競馬場 ローズガーデン付近にて