ワグネリアン

オッズとの兼ね合いを考えるとある意味で
1番買う魅力に薄い馬。
理由としては
・ハイペース経験がないに等しい。
東京スポーツ杯で前半5F58.5sのペースを
経験しているとはいえ、10馬身以上後方を
走り、7頭立て。上がり34.6s、勝ち時計は1.46.6。これから考えると上がり3Fを除いた平均ラップは12s。つまり前半5Fは60sペース。別に極端に早いわけではなく、
前はガラガラで実質は先行馬がバテた所を直線のみで差し切ったというレース。それ以外の3戦はスローペース。
・重馬場経験
野路菊Sで重馬場経験があるが、9頭中3頭
が上がり3Fを33s台。１頭は32.9s。
残り4頭は34s台。1番遅いのでも35sフラット。メンバーレベルが高い訳でもなく、ぶっちゃけ形だけの重馬場と考えて差し支えないと思われる。
・派手な印象に騙されている印象がある。
メイクデビューの上がり、野路菊Sや東京スポーツ杯などからかなり強い馬と印象つけさせられそうだが、野路菊Sや東京スポーツ杯はメンバーレベルが低い事による圧勝、東京スポーツ杯も1.46.6と優秀な勝ち時計だが、コスモイグナーツが引っ張り、道中も経済コースに近い所を走り、少頭数で直線不利なく、走っているのだからG1を狙う馬ならこれ位のタイムは出せて当然。メンバーレベルが一気に上がった弥生賞でジャンダルムやサンリヴァルといった馬達との差がほとんどなかった事から、強い馬だが、付け入るスキが無い程、抜けた力を持った馬ではないと思われる。
今回の馬番や初めての多頭数、馬場が悪化する可能性からここは思い切ってきるのも
ありかもしれない。