58件のひとこと日記があります。
2024/10/02 22:30
世界一までの蹄跡 @東京国立博物館
JRA70周年の特別展示が東京国立博物館で開催されていると聞きまして
なかでもマルシュロレーヌのBCディスタフ優勝レイが展示されると聞き
矢も盾もたまらず急遽先週金曜日に日帰りで東京まで行ってきました。
世界ゾーンでは、イクイノックスの2023世界ランク1位を示す賞状、
マルシュロレーヌ関連は優勝レイ、カップ、ゼッケンの展示があり、
同様の展示はラヴズオンリーユー、ウシュバテソーロ、
カップ展示はハクチカラ、タイキシャトル
これまで海外で勝利した馬の名が記された世界地図パネルなどありました。
なんと言ってもマルシュロレーヌのBCディスタフ優勝レイは美しかったです。
(中で写真撮影しましたが個人利用に限るとのこと、掲載を控えます)
一度見て、他を見てはまた戻り、他を見てはまた戻りして完全不審者でした。
最後まで立ち去り難く、しかしこの目にしかと焼き付けました。
世界地図パネルの左側欧州には初の海外G1制覇のシーキングザパール
そして続いて制覇のタイキシャトルの写真があって
右側米国にマルシュロレーヌの写真があったのですが
パール、シャトルの2頭はもちろん僕が大ファンだった
キョウエイマーチの同期でありライバルだったわけで
時を超えてマーチの孫娘マルシュがその2頭と世界のG1馬として
東京国立博物館のJRA記念展示の同じパネルに収まるなんて、
こんなことがあるのかと思いました。
今回のタイトル「世界一までの蹄跡」
その世界一はもちろん2023ランク1位イクイノックスを指すのですが
普通はこのレースを勝ったら世界一、なんてなかなかないはずですよ。
有馬記念を勝とうとジャパンカップを勝とうと帝王賞を勝とうとも。
そんな中BCディスタフは牝馬限定だけれども、
間違いなくダート牝馬世界一と言えるレースなわけで、
それを勝ったマルシュロレーヌの業績の重さを
あらためて今回の展示タイトルの「世界一」の文字を見て思い直し
本当に涙の出る思いがしました。
その他にも70年の歴史を物語る興味深い展示がありました。
無理して広島から行きましたけど、その甲斐はあったと思います。