バーデンヴァイラーの敗戦に思うこと

マルシュロレーヌの半弟、バーデンヴァイラーがアンタレスSで人気も敗退しました。

マルシュロレーヌに対する評価として、国内ダートは得意じゃない、という印象があります。
平安Sや帝王賞が残念な結果となりました。
むしろアメリカダートの適性が非常に高かったので快挙達成となったと思います。

ただ、マルシュは国内ダートは得意じゃないながらも能力の違いで牝馬ダート路線を勝ってきて、
だからこそ、BCディスタフへの挑戦権を得ることができ、勝利することができました。

牡馬のバーデンヴァイラーにそのような道が用意されているでしょうか。
彼の潜在能力として、アメリカダート適性があったとしても、
それを知る機会が果たしてあるのだろうか。
マルシュのお陰で海外チャンスはあるかもしれないとは思いますが、
国内ダートでは苦戦が続くかもしれないです。

そう思うと、地方の牝馬ダート路線があったことは
マルシュにとっては非常な幸運だったと言えるのではとあらためて思いました。