オグデンフィップスステークス(6/12 G1)

マルシュロレーヌの掲示板に書いたので
いいかなと思っていたけど、
少し書いておこうかなと思います。

レースは本当にディスタフと似た展開でしたが
レトルースカは案外普通の逃げ馬で可愛げがあるなと思いました。
マルシュの母母キョウエイマーチも逃げ馬でしたが
逃げ馬にとって嫌なことは、絡まれて気持ちよく逃げられないことで、
ディスタフや今回のようなケースは
人気の逃げ馬には結構ありがちなんですよね。

絡むことさえ許さないスピードだったのがサイレンススズカで、
本格化前とはいえそれに絡まれながら
潰れなかったのがマイルCSのキョウエイマーチでした。
そういう意味ではレトルースカも万能ではないなと。
もちろん能力は高いとは思いますよ。

ただその展開になったとき、差してきたのが
クラリエールとマラサートのディスタフ4.3着馬ということで、
あのときYou Tubeで100回に1回のレースと英語のコメントを見ましたが、
100回に1回のレースがまたありましたね、と皮肉を言いたいくらいのもんで、
ディスタフをフロックと見る向きには
この二頭をしっかり押さえきっているのだから
少しは考えをあらためるきっかけになれば嬉しいなと。
どれくらいの人がこのレースを見てたか分かりませんけれどね。

あとはBC公式のこのレースのサムネイル、
「おめでとう！クラリエール！BCディスタフ出走権獲得！」って
G1馬に対して何なのその上から目線は、と思いましたが、
「Breeders' Cup Challenge Series」とあって
G1だけどトライアルなのね、と。
ディスタフ当日、グリーンチャンネルで合田さんが
「ディスタフと言えばトップの中のトップの中のトップ」と
言っていたその意味が少しだけ分かった気がしました。

ディスタフの意味を知るにはまだ時間が掛かりそうです。