キョウエイマーチの仔

以前も書いたかもしれませんが

僕が装蹄師時代に初めて携わった
G1ホースがキョウエイマーチです☆

一口馬主を始めたときに
キョウエイマーチの唯一の娘である
ヴィートマルシェの産駒が
キャロットクラブの藤沢先生
（僕たちはキングカズと呼んでいました）
の厩舎で募集されているのを見つけました
↑
後のアヴニールマルシェです
とても値段が高くて手が出ませんでした

マーチはとてもおとなしくて
カワイイ馬でした
G1を勝っていても謙虚な賢い馬でした

マーチの蹄はトレセンでは
いつも、ながーーーく伸ばされて
いました

きっと、走るときのストライドを
少しでも大きくしたいという思いで
装蹄されていたのだと思いますが
とても脚に負担がかかりそうなので
北海道では、短く切っていたのを
思い出します

こういう装蹄は現在でも
栗東ではままあるみたいで
少し時代錯誤な感じはしますが
それぞれの勝ちたい思いは伝わります


昨日、出走したリリーバレロは
父がロードカナロア
母がヴィートマルシェ
ですので

僕が装蹄させていただいていた
キョウエイマーチと
レディブラッサムの
子孫になります

こういう馬に出資して
競馬場で一緒に口取り写真を
撮りたいです

次のヴィートマルシェの仔は
シルクで募集してくれないかなぁ…