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2020/03/23 21:49
因縁の皐月賞
1967年皐月賞は、兄に頼んで勝った初めての競馬のスタートでした。リュウズキ、アサデンコウの人気2頭と加賀騎手騎乗のホウゲツオウ他の中から、郷原リュウズキ、ホウゲツオウ加賀の枠連(当時は馬連の発売なし)6?8、1210円のビギナーズラック的中でした。その年のダービーは、皐月賞で人気を裏切ったアサデンコウが勝利、終了後、骨折が判明。サラブレッドの闘争本能に感動、それ以来、現在に至っています。そのダービーは2着に同じ藤本厩舎のヤマニンカップが入り2?4の親子丼馬券になりました。それ以来、馬主さんはお金持ちの最高の贅沢な道楽として、あこがれていました。4年前、物は試しと一口馬主に参加しました。勿論、サンデーレーシングの40口募集は資金不足で、キャロットクラブも入会の門も難しく、東京サラブレッドの2頭からスタート、2年目に、東サラ2頭とシルクホースに入会すべく1頭も出資しました。出資馬の動向は子供のクラブ活動のように追いかけました。関西馬でしたので、日帰り新幹線で応援観戦、阪神、淀、中京、盛岡、新潟と新鮮な気持ちで足を運びました。そして、2年目キングカメハメハ産駒狙いで出資したレッドジェニアルが京都新聞杯を11番人気の予想外の好走でダービー出走をしてくれました。これも、最初の2頭が不運にも1頭が骨折で殺処分、1頭が腱鞘炎で引退、その遺志を継いでくれたかのように、ジェニアルがダービー、菊花賞出走を果たしてくれました。更に、いよいよ、シルククラブに本格参加し、いままでの知識と経験を生かし、幸運にも3頭の希望馬出資が叶いました。その3頭とキャロット1頭も希望通り出資できました。そして、なんと、3頭が新馬戦を勝利、もう1頭はそのレースの2着でワンツーフィニッシュ。さらに、その後も2頭が3連勝、1頭のサリオスは優先馬として出資、期待に応えG1勝利、2歳レーテイング1位を獲得、又もう1頭のレクセランスは3連勝で当初考えていなかった皐月賞参戦となりました。あのビギナーズラックから、羨ましく又憧れのうまぬしさんが夢見るダービー出走を3年目で叶い、2歳G1勝利もし、今年4年目であの皐月賞に2頭も、それも勝算ありの2頭。信じられません。これで3冠クラシックを2、3頭の馬で達成。これで、口取りに当たりワンツーフィニッシュでもしたら、奇跡の二乗です。でも、一口でメールのやりとりをさせて頂いた方の中に、必ず、馬頭観音にまず赴き、馬の無事と過去の馬への労りをする事に我に返り気付かされました。自分の欲を押さえ、楽しむ喜びと競馬
の深みを学ぶ気持ちを大切にすることを。