競輪
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2014/09/18 14:43
ローズＳ 登録馬検討（２） サングレアル／ブランネージュ編
��サングレアル（収得賞金２９００万円）
オークスには、デビュー以来最低馬体重となる４００ｋｇで出走。
見た目にも細かったし、フローラＳからは、ー１４ｋｇであった。
オークスでの７着（０．９秒差）は、
「それでも７着にきた」と捉えるべきであろう。
実際、春競馬では、この馬ほどの良血馬を
桜花賞にもオークスにも出走させないわけにはいかないし
出すからには、それなりに格好をつけなければならないしで
難しい調整を強いられていただろう。
しかしながら、フローラＳの快勝で得た賞金加算は
今後のレース選択を楽にするという意味で、非常に大きく
また、夏を十分な休養期間として使えたことも、体調管理が難しい同馬にとって
他の馬以上にプラスに働きそうだ。
今回は、フローラＳ出走時のような「勝たなければならない」状況ではない。
ここをステップに、秋華賞で能力全開という調整をしてくるだろう。
というわけで、今回は△評価が妥当。
血統馬なので、どうしても人気が先行してしまう感があり
馬券的には手を出しづらいが、一応押さえておかなければならない。
��ブランネージュ（収得賞金１９００万円）
新馬戦出走は、２歳の６月。
かなり早い時期にデビューしたものの、勝ち上ったのは３歳の２月であった。
未勝利勝ちを収めたレースにおいて、初めて秋山騎手が乗り
それ以後、秋山騎手が騎乗する時には、非常にいい内容の競馬を続けている。
チューリップ賞は、なぜか秋山騎手が乗らず
後方からの競馬になり、切れ負けの４着。
そう、この馬は、切れる脚がないのだ。
その次の君子蘭賞では、秋山騎手に手が戻り
好位から上がり最速（３４．４）で快勝。
つづくフローラＳでも好位から抜け出し
サングレアルにギリギリで差されたものの、２着。
オークスの優先出走権を手に入れるとともに、
秋華賞出走を確定させる賞金を加算した。
オークスでは、上位に差をつけられてしまったものの
好位置からしぶとく粘りこむ競馬で、５着。
最後は余力が残っていなかった。連戦の疲れが出たか。
しかしながら、君子蘭賞からオークスまでの３戦は、
能力を出し切った良い競馬の連続であったと思う。
さて、ひと夏を越して
同馬がどこまで成長しているのか、非常に楽しみである。
好位置での競馬ができるのは、
馬場が、開幕から逃げ先行有利の状態が続いているローズＳでも
京都小回りコースでの秋華賞でも、絶対的に有利だからだ。
切れる脚はなくとも、勝ち負けできるだけの競馬の巧さがある。
ここでも、上位争いに加わってくるだろう。
- サングレアル
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