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2017/04/14 20:07
奇跡の血量
こんばんわ、ナガTです☆
みなさんは奇跡の血量というモノをご存じだろうか?
ダビスタ含め馬育成ゲームをした事のある人なら熟知しているだろうが、知らない方のために軽く説明。
【奇跡の血量】
インブリード(近親配合)と言うのは皆さん知ってると思います。
父と母の血統の中に同じ名前がある場合、これをインブリードと呼び…
無い場合はアウトブリードと呼びます。
それぞれ良さがあり、アウトブリードは色んな血を含む事でそれらの良さを受け継ぎ、身体の強い子が産まれる可能性が高まります。
インブリードは効果的な血を相乗効果で押し上げるというもの。
ただ、それは沢山あれば良いかというものでもなく、濃すぎでもダメ。
人間と一緒でインブリード(近親配合)は濃すぎてもダメ。クロスが多くなり過ぎると虚弱体質の子が生まれる可能性が高まり、また…相乗効果で押し上げるためのそれが上手く伝わらなかったりします。
ここまで話せば知らない方でもお気付きになられるでしょうが、奇跡の血量とは父と母…それぞれが持ち寄る同一の血の量の合計が【18,75】になるクロスの事を指します。
ひとつ目の画像を見ていただけると分かりやすいですね(^-^)
代を重ねるに連れその血は薄くなります。
1番簡単な奇跡の血量のパターンが画像1の、どちらかの3代前と、どちらかの4代前に同じ名前の馬がいるというパターン。
この奇跡の血量は相乗効果で血の効果を押し上げる通常のクロスよりも高い相乗効果をもたらし、子の中に眠る先代の強さを何倍にも跳ね上げます。
奇跡の血量の有名な例をあげればオルフェーブルなんかが実績もあり、超有名だと思います。
オルフェーブルはノーザンテースト(スピード因子)の3×4を持ち大舞台でも類い稀なる成績を残しました。
そんな奇跡の血量を持つ馬が明後日の皐月賞にも出てきます。
下の画像はクリンチャーのものなんですが、良く見てもらえれば分かると思うんですが、ダンチヒ3×4が発生しています。
ダンチヒは早熟因子として有名です。
ノーザンテーストはスピード因子、
ダンチヒは早熟因子・・・なんか微妙じゃね?と思われるかもしれませんが、奇跡の血量を持つこの馬が気になって仕方ありません(笑)
奇跡の血量と言えば、レイデオロもミスタープロスペクターの3×4を持ってます。
ただ、あちらは最終追いきり時計を確認する限り調子の良さそうなクリンチャーとは対照的にかなり重さが残ってる印象。時計が良くない・・・
血は薄まります。
先日の日記で過去10年、馬券内30頭中28頭の血統に4代前までにヘイルトゥーリーズンの血があるとお伝えしました。
レイデオロやアウトライアーズなんかは5代前ですが、このヘイルトゥーリーズンの血量に今回、私はかなり注目しています。
中山2000。なかなかタフな舞台ですから勝負の決するのは『根性』だと思っています。
ヘイルトゥーリーズンは根性因子ですから、中山の急坂を他を圧倒して駆け上がるのには必要不可欠なのかもしれません。
クリンチャーはダンチヒ3×4。
これ自体には響きだけで、さほど魅力は感じないんですが、クリンチャーは他にヘイルトゥーリーズン4×5、
ノーザンダンサー4×5など根性因子のクロスが複数発生しています。
皐月賞は先行勢も多く、圧倒的1番人気に支持されるファンディーナも先行馬ですから、まず間違いなくスローにはならないはず。
となれば、強いのは後方勢!
馬券内が後方勢一色になる予感すらします。ただファンディーナの実力が本物なら勝ちまであるでしょうし、クリンチャーのような根性の馬の前残りも十分にありえると思います。
全体的にペースが早くなり後方に脚を貯めさせなければハイペースでも残るのは前。
この辺りがどうなるか判断に迷いますがクリンチャーが何か、気になって仕方ないです(笑)
新馬戦は後方からなんで大敗もきっするも、前々走…前走と前で耐える競馬で強さを誇示しています。
ファンディーナ以外で前が残るならマイスタイルでもなく、アメリカズカップでもなく、アルアインでもなく、アダムバローズでもなくクリンチャー!
そんな予感がしました。
二桁人気馬ですが、信じるものは救われるかも(笑)
皐月の舞台、雌雄を決するは根性と言う名のクリンチャー(決定打)☆